日曜日はいつも通り実家に行き
差し入れして掃除洗濯とお薬セット
でも今日は先日注文したさらしが入ったと連絡が来たので
予め母に車で出かける準備をするよう伝えておいた
その際確かに「お眉もちゃんと描いておいてね」って言ったけど
これは以前眉を描いてないときがあったので
冗談半分のひとこと 二人で大笑いして電話を切ったはずだった
で、実家に行ってみると
まだパジャマ着たままソファに寝そべってる母
「何してるの?」と聞くと
母「あなたいったい私をどこへ連れて行く気?」「まさか写真屋さんに行く気じゃないでしょうね?」 いきなりぷんぷんモード!
え~?どゆこと・・・
確かに最近ちゃんとした写真を撮っておいた方がいい旨のお話はしたけど
なぜ今、その話が出る?
多分母の中では「眉描いといて」がひっかかり
写真を撮りに行くことと結びつけちゃったようす
でもこういうことは以前にも何度もあるから
わたしは母にうそをついたり、不意打ちで何かさせようとは絶対しない
だからもう、がっかりっていうか
どっと疲れが・・・
それでもやらなくちゃならないことはたくさんあるし
わたしもそのあと家の事とか選挙とか予定ぎっしりなので
言いたいことをぐっと飲みこみ
「今日はさらし買いに行くだけだよ」とだけ言って
後は静かに家事をこなす
こういう時勢いに任せてあれこれ言うと
もう収拾がつかないくらい母が取り乱すので
こっちが大人にならないと何もできなくなる
なので
そのまま実家の用事を終えて
母と車いすを車に乗せて手芸店に出発
さらしを買ったらかなり機嫌が戻ったようなので
その後先日買ったブラウスの下に着るカットソーを買いにつれていき
ここで相当ご機嫌がよくなったので
最後にもう一度念押し
「何かおかしいと思ったら
いきなり怒鳴らないでとりあえず穏やかに聞いてちょうだい
そうすればお互いイヤな思いもしないで誤解を解くことができる
いくら親子でも覚えのないことでいきなり怒鳴られたら悲しいから」
母は「そうよねぇ」って笑いながら聞いてた
認知症の人にこんなこと言っても意味ない、って思う方もいるだろうけど
もしわたしが「ああそう、ごめんね」みたいな母を肯定する態度をとると
母はわたしが嘘をついたって思いこんでしまい
信頼関係が失われて今後の介護が難しくなってしまう
だから
こんなことすぐ忘れてしまうって思っても
わたしは毎回訂正する
で
またそのうちに何かを疑われるっていう・・・
なんか不毛な感じだけど
しかたないですよね
母にはどうしようもないことだから・・・
ってことで
ただ先日予約した物を買いに行くだけだったのに
あれこれあってどっと疲れたわたし
いつものことだけど
ほんと、きついわ~
遊びに来てくださって、ありがとうございました