旅がらすな日々

上州にふるさとを見つけ10年余。世界を走り回りたいけど他にもやりたいこといろいろ。ラン日記のはずが走らない言い訳日記

7月30日 GPSから取り込めない

2013-08-02 11:00:58 | ドタバタ
 ゆっくりで暖まり、奈良田を16時半に出発。いろいろ食べてはいたのに、急に空腹を感じてきた。何か通りがかりでおいしいもの食べたいな。山梨名物のほうとうとか・・・
 が、お食事処は全部閉店。国道に出ても、ドライブインがない。バイパスはかえって店がないのかも、と旧道に。モールはあったが、食事はファーストフードだけ・・・て感じで韮崎市内でやっとメシにありつけた。
 帰宅は22時半。そしてさっそく写真やGPSで取ったルートを整理して・・・とここまで29日の話。
 あれっつ?GPSから取り込めない。で、日付が変わりました。
 今日は仕事だからさっさと寝なくちゃと思うけど、きりがつかず。GPSが悪いのか?履歴確認するとちゃんと残ってる。ただ、写真も撮れなかった北岳は、どこかで岩や木にボタンを押し付けてしまったらしく途中までの記録みたい。
 が悪いのかなあと、普段は使わないミニノートを出して、そっちに取り込もうとしたけど、やはりだめ。ではスティックの問題か・・・
 時間切れであきらめた。
 
 さて、日中、仕事場はエアコンエコ運転で暑い。同僚に山ガールがいて、同じとき同じ南の、聖、赤石、荒川三山の縦走。「昨日はあんなに寒い寒いだったのに、今日は暑い暑いで、ぜいたくだね~」と話してた。

7月29日 雨の北岳、修行の足りなさを痛感

2013-08-02 10:03:33 | 山、トレイル
nisekoさんのnise予報をうのみにしてしまった。自分で天気予報をチェックすることが当然なのに。そして、空を見て少しは予想できるようになれると良いのだが。
28日、仙丈ケ岳から下り、臨時バスで広河原、乗り合いタクシーでお昼には芦安に戻って、午後ヒマ~。ということが下りながらわかったので、懸案のあれ、やるのは今でしょ!と家から遠い奈良田に移動。

マイカー規制の南アルプス林道は、今なら路線バスで広河原~奈良田が移動できる。だから、ピストンせず縦走ができる。
 晴天を信じて、荷物を最小限、靴も履きなれたトレランシューズで、早朝のバスに乗り奈良田から広河原へまた戻ってきた。広河原、。モチベーション稜線は寒くてとてもムリだろう。このまま引き返してどこかで遊ぼうかな。それもバス代が悔しいから、まあ、北岳往復で、と6:25雨具上だけつけて出発。



本降り。この時点ではまだ暑く、汗ダーダー
大樺沢を木の橋や足場で渡り返しながら登って行くと大きな雪渓が見えてきた。

寒い~。汗が冷える。雪渓の横を登り、7:40二俣。右俣を肩の小屋に向かって登る。寒いから山頂はよそう。肩の小屋で折り返しだ、と決めた。

こんな天気で月曜なのに、人が多い。8:30ごろ、10人ぐらいが休憩して道をふさいでるなと思ったら「どこまで行きますか?」と聞かれた。「肩の小屋で折り返すつもりです」と答えたら、「骨折して動けない人がいます。肩の小屋に知らせて救助を頼んでほしい」と言われた。その人は意識ははっきりしてるし、ぶっ倒れてもいないけど、何かによりかかって立っていて、動けないんです、よろしく、と。そこには2~3グループ集ってたので、同じグループは誰かなと思ったら単独行。人の多い日じゃなかったら、命に関わることになってた。その人はちゃんと大荷物(山で普通の荷物)で、着るものも充分みたいだからまだ助かるけど・・・もし私の装備だったら・・・
そろそろペースダウンしそうなところだったが、それでは急いで知らせに行きます、とペース維持して頑張る。まもなく御池小屋分岐。稜線に出たら寒風ふきすさび、寒い寒い。低体温でぶっ倒れないように、体が温まるように頑張って早歩き。9:05、小屋に着いた。普通のタイムの半分だから、まあ人様の御役にたてたかも。人ごみで中に入れない。が救助要請だから割り込んでずんずん入り、小屋の人に伝えた。立ち止まったトタン、ガタガタ震えが来てまともに口もきけない。熱いココアを出してくれた。宿泊者用のコーナーに入り込んでありったけの衣類を着込んだ。小屋では、警察の救助隊や、隣の御池小屋に連絡をとり、助っ人の手配。救援道具をザックに詰めて救急者1台出発。
正確な位置やけが人の特徴を聞かれたので、私もここまでで下り、その現場に行きますと。「ぼくたち走って行きますから」と言われ、では一足お先に、私も走って・・・9:35出発。が、尾根上は岩場とかもあって、登りは必死だったけどとても走れない。寒けが収まらず足がしびれて感覚がおかしい。靴が脱げかけた。手がかじかみ履きなおして紐結ぶのに苦労する。そこへ2台目の救急シャが走り去った。岩場をビビリ足で下っていると、3台目の救急シャが走って行った。すげー、かっこいいよ。なんていってる場合じゃない。彼ら真剣。
現場までやっと下ると足をテーピングなどで固定し、救助真っ最中。といっても街中で救急車が来るのと違い、人力でおろすしかない。大変だなあ。あの人の荷物もどうするんだろう。
二俣近くまで降りたら、そこにもけが人がいて救助の人が来ていた。
天気が悪いせいか、けが人が多いな。
11:45、広河原に戻り、次のバスまで2時間以上、インフォメーションセンターで待っていたら、そこのスタッフ(県警救助隊らしい)がさっきの人のことで連絡取り合っていたし、また別件か?出動して行った。
山の雨は怖い。もうちょっとで低体温でぶったおれそうだったし、危なそうなところは気をつけるけど、なんでもないところで滑って転んであちこちぶつけた。一歩間違えば私も救助要請だ。街なら119すればつながるけど、そして救急車がくるまで10分かかると遅いとイライラするけど、いつ来るかわからない誰かを待ち、連絡を頼み、頼まれた人が小屋に行かないと始まらない。それからも、人力で現場に行き、人力でおろさないとならない。病院に搬送まで何人の人手をかけ、何時間かかるんだろう。
装備、衣類の調整の判断(はじめから着込むと汗で濡れて、それが冷えるし、あとで着るには、雨風しのげる場所があるか、手がかじかんで動作がうまくできないことも。低体温の予防はどうすればいいのだろう)岩の上の歩き方(慎重に下るのとビビリ足は全然違う。ビビリ足だとかえってバランス崩したり滑ったりしやすい)
ほかにもいろいろ考えることの多い山行となった。
衣類が全部濡れてしまったので、インフォメーションセンターの室内にいても寒い。やっとバスの時間になり、1時間近く乗ってやっと奈良田に戻れた。





奈良田の里で暖まり、乾いた服に着替え、やれやれ・・・

7月28日 花と展望の仙丈ケ岳

2013-08-02 08:59:36 | 山、トレイル
GPSからPCへのデータ取り込みが急にできなくなり、まだ復旧せず。ヤマレコに記録と思ったけど進まないのでとりあえずこちらへ。

前夜芦安へ
内山峠、清里、韮崎経由で意外と近かった。富士山よりずっと身近だったとは以外。1時について
5時に起きて5時半のバスで広河原。乗り継いで北沢峠7時過ぎ。
7:25スタート。登山道は、若者グループ、年配者の団体、家族連れ、すごい賑わい。皆さん、ちゃんとした装備、大きなザックでゆ~っくりぞろぞろ。こちら、軽装。そりゃ、アルプスだからいつもよりいろいろ、ミレーの大は小を兼ねるザックに入れてはきたけど、つい周囲のペースじゃ我慢できず、ガツガツ登ってそこのけそこのけと、マナー悪いことしちゃったかも

8:20、五合目、おおぜい休憩中。ここで馬の背経由と小仙丈経由が分岐。下ってきた人に道の様子をきいて、小仙丈経由で登ることにした。

六合目から展望がひらけ、いい気分。花もいろいろ咲いている。
8:56小仙丈ケ岳

ミヤマシオガマ??あの日見た花の名を私はまだ知らない。

タカネツメクサ?
くたばってきたら、後ろから鼻歌に口笛で迫ってくる人がいた。すごい余裕にびっくり!

9:36山頂。3000m峰!

ぐるり360度大展望。

9:46仙丈小屋に向かって下る。9:56仙丈小屋。すぐ下には雪解け水の沢の水場もある。

なんとかシャクナゲ

甲斐駒。ずっと、すぐ対面に見えていたけど、雲のかかってる時が多かった。それと、仙丈ケ岳山頂のほうが高いはずなのに、あっちが高く見えて不思議だった。
10:18丹渓新道分岐

シナノキンバイかミャマキンバイ?全然違ったりして?

尾瀬でも見た、ハクサンチドリ。多分。
10:23馬の背ヒュッテ

何箇所か雪渓をトラバース。踏み後たどれば全然大丈夫。
今日初使用の山靴、登りでは違和感なかったけど、下りで足首があたって痛いし、足の角度がいつもと違ってしまうせいか、膝にも違和感。でも、石ころの上、岩の上の斜めのところ、濡れたところなどで、トレランシューズよりずっと歩きやすい。マメはできず大丈夫。はやく慣らさなくちゃ。
10:48五合目
11:26北沢峠
花と展望の南ア仙丈ケ岳