(皿山道路更正碑の桜)
時は移ろい、花は散り次の季節へと流れていきます・・・・
今や野間の皿山の名前は自動車試験場がある場所
としてしか認識されていないことでしょう。
昭和50年代までは岡本窯がかろうじて操業していましたが、
今や地名のルーツたる窯場は遺跡と化してしまい、
宅地造成で地面が削られる際に姿を現すこととなって、
弥生や縄文時代の話しと変わらない世界になってしまっていました。
野間皿山の窯跡は遺跡としては4か所に窯場が想定されます。
一つは山王神社のある丘陵をよりどころにした場所で、
澤田瞬山の窯があったとされ、安永、佐々木家がその跡を継ぎ、
末裔の家が今もそこにあります。