筑紫文化財研究所

筑紫における歴史的文化の探求と漫遊

どんたくの神髄は博多松囃子

2011-05-03 22:42:17 | 日記

今年は博多どんたく港まつりの開始50年の節目だそうですが、
どんたくの元である博多の松囃子は江戸時代の
博多の町人が福岡城に挨拶に行っていたパレードで
中世以来の商都博多に遅れて近世に為政者が作った都市福岡
の両者をつなぐ福博の歴史を紡いで来た由緒ある行事です。

松囃子は山笠の流組織と町内会が実行の母体となっています。
各流はすでに午前6時代から集合し7時頃には町内を出発します。
長い一日、いや2日間がそこから始まります。


出発前のお祓いのため集結する松囃子の各流



東流が奉納する稚児舞




各流れはまず自分たちの町内を巡行し
事前に決められた接待所にて「祝ぅたぁ!」
の声で祭事を盛り上げます。