昔、勤めていた会社に漢字が苦手な後輩Nがいた。
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順番に朝礼の司会をするルールがあり、1分間スピーチをしなければいけなかった
のだが、その後輩は泥縄で、朝礼寸前に読んだ記事を丸のまんまでスピーチする
ので漢字の読み間違いが多かった。その日は「紅葉も今が見ごろ、〇〇には沢山
の行楽客が訪れています」と云うような内容でしたが、彼はそれを「(略)〇〇には、
さわやまの、ぎょうらくきゃくがおとずれています」と読んじゃった。すぐに「おいおい、
さわやまは、たくさん、ぎょうらくきゃくって、よう噛まずにいえたな。それは、こうらく
きゃく」と指摘されると、そいつ「えっ、そうなんすか?〇〇ちゃんも(新人の女子事
務員さん)たくさんってこんな字だって知ってた?」と、訊かなやきゃいいのに訊くの
で、「はい、もちろん」と応えられ、更に恥ずかしいことになってしまった。そして、そ
れ以来彼は、本名Nではなく「さわやま君」と呼ばれるようになった。
それから〇〇年、なんの気なしに読んでいた本に「沢山」の語源が書いてあった。そ
れによると、多い意の形容動詞語幹「さは」に、数の多いことを表す「やま(山)」を重
ねた「さはやま」に「沢山」を当てて、それを音読したものに由来する。 だって。
さわやまは、間違っていないんだw N君、失礼しました。
フィリップ
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順番に朝礼の司会をするルールがあり、1分間スピーチをしなければいけなかった
のだが、その後輩は泥縄で、朝礼寸前に読んだ記事を丸のまんまでスピーチする
ので漢字の読み間違いが多かった。その日は「紅葉も今が見ごろ、〇〇には沢山
の行楽客が訪れています」と云うような内容でしたが、彼はそれを「(略)〇〇には、
さわやまの、ぎょうらくきゃくがおとずれています」と読んじゃった。すぐに「おいおい、
さわやまは、たくさん、ぎょうらくきゃくって、よう噛まずにいえたな。それは、こうらく
きゃく」と指摘されると、そいつ「えっ、そうなんすか?〇〇ちゃんも(新人の女子事
務員さん)たくさんってこんな字だって知ってた?」と、訊かなやきゃいいのに訊くの
で、「はい、もちろん」と応えられ、更に恥ずかしいことになってしまった。そして、そ
れ以来彼は、本名Nではなく「さわやま君」と呼ばれるようになった。
それから〇〇年、なんの気なしに読んでいた本に「沢山」の語源が書いてあった。そ
れによると、多い意の形容動詞語幹「さは」に、数の多いことを表す「やま(山)」を重
ねた「さはやま」に「沢山」を当てて、それを音読したものに由来する。 だって。
さわやまは、間違っていないんだw N君、失礼しました。
フィリップ