【帰国後にまとめて書いたものなので、時系列がズレてますが気にしないでけろ】
品川駅でひかりから降りたとき、懐かしい感情がこみ上げてきた。
ここは日本なのだ。ここにいる人たちは皆モンゴロイドで、日本語を話す。
朝になれば家を出て仕事に行くし、17時になれば帰路に着く。
家族に迎えられて白米と味噌汁の日本食を食べる。
熱い風呂にだって浸かるだろう。
清潔なトイレで用を足すだろう。
映りの良いテレビもあるし、インターネット回線で繋がったパソコンもある。
そんな当たり前の『日本』を実感する。
夜行バスで新宿を経ったのは22日前。
あの寝つきの悪い夜に感じたことはまだ覚えている。
3週間後の私はどうなっているのだろう。
期待は確かにあったが、不安のほうが明らかに大きかった。
明日神戸港で仲間達と会う。
二泊三日の船旅で上海に着く。
上海から西安、敦煌、ウルムチを目指す。
新疆に入ってからはカシュガルまで南疆鉄路で往き、復路は西域南道をバスで走破する。
トルファンから一気に上海まで南下し、最後の船旅──壮大だが苦難も伴うだろう。
私はその高い壁を乗り越えられるのだろうか。
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→〈05冬、シルクロード・タクラマカン周遊〉神戸~上海~西安
品川駅でひかりから降りたとき、懐かしい感情がこみ上げてきた。
ここは日本なのだ。ここにいる人たちは皆モンゴロイドで、日本語を話す。
朝になれば家を出て仕事に行くし、17時になれば帰路に着く。
家族に迎えられて白米と味噌汁の日本食を食べる。
熱い風呂にだって浸かるだろう。
清潔なトイレで用を足すだろう。
映りの良いテレビもあるし、インターネット回線で繋がったパソコンもある。
そんな当たり前の『日本』を実感する。
夜行バスで新宿を経ったのは22日前。
あの寝つきの悪い夜に感じたことはまだ覚えている。
3週間後の私はどうなっているのだろう。
期待は確かにあったが、不安のほうが明らかに大きかった。
明日神戸港で仲間達と会う。
二泊三日の船旅で上海に着く。
上海から西安、敦煌、ウルムチを目指す。
新疆に入ってからはカシュガルまで南疆鉄路で往き、復路は西域南道をバスで走破する。
トルファンから一気に上海まで南下し、最後の船旅──壮大だが苦難も伴うだろう。
私はその高い壁を乗り越えられるのだろうか。
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