先月に1月号が出ていた。正直この手の雑誌は見ないのだが、サイモン・ラトルの表紙とポスターが目につき手に取った。中にCDが付録でついていた。しかもインマゼールの指揮と、ピアノでのサンプラーなのだ。それに釣られて購入した。インマゼールのピアノフォルテによるモーツァルトの演奏は何枚かCDをもっているが、このサンプラーでは冒頭にボロデインのダッタン人の踊りが鳴り出すとは思いもよらなかった。これだけでも編集者、あんたは偉いと思ったが、冷静に考えるとなぜインマゼールなのかが不明だ。
雑誌のメインはベルリンフィルの今昔からのスタートでカラヤン生誕100年記念に相乗り特集なのだが、インマゼールの版権使用が安く手にはいったのだろう。
記事を読む前にこのサンプラーを聞くだけで面白かった。
記事的には今が旬の指揮者のインタビュー記事が満載で良かったが、レコ芸、音友的な出筆者を排除すれば、なお良かったが、解説記事はありきたりに終わったのは残念。
ただ地方オケの取り上げは、正直生を聴いたことのないオケもあり先日初めて聞いた大阪シンフォニカーは参考になった。
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