とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

秋の奥州路 行商行脚

2009年10月23日 | Weblog


22日東京ー郡山 満席の新幹線 朝の「やまびこ」はいつものことで、宇都宮を過ぎればガラガラと思っていたが、宇都宮からの乗車も増えた。東京から乗車した爺さん二人連れは相変わらずあたりはばからず大声で話し続ける。携帯マナーどころではない。会話の内容からもそれなりの経歴の人だと思うが。郡山で一仕事終え、久しぶりに各駅停車東北線に乗り込み二本松に向かった。空いているとはいえベンチシート両サイドを占拠したババーグループが、両サイドか大声でのおしゃべり、ふかし芋を喰らいせんべいほうばり、挙句は突如カセットから音楽流す。高齢化すると幼児化するのだろう最近の車内マナーの悪さは女子高校生、若者よりもジジ・ババが増えている。ジジーに向かうわが身も気をつけないと。
二本松に着くと観光客が平日にもかかわらずぞろぞろ降りた。それでも乗ったタクシーの運転手は、かつての半分に落ちたと嘆いていた。駅の案内所で聞いた訪問先近くの手打ち蕎麦屋を教えてもらった。店に入って驚いた。手書きのメニューは、「天丼+ラーメン」「ハンバーグ定食+ラーメン」・・・蕎麦だけのメニューは見当たらない。「カキフライ定食+蕎麦」好物同士のメニューを見つけ注文した。
出てきた蕎麦は手切れの太さの不ぞろいなところでかろうじて手打ちを証拠なのだが、蕎麦とは縁遠い味と香りだった。だが800円の値段でこのボリュームは文句は言えない。
訪問先では日本中の地方都市共通の悩みは1企業の努力ではいかんともしがたいものだった。菊祭りを見る余裕もなく二本松からまた各駅停車に乗って福島に行った。その日は仙台泊まり。
翌日午前中は仙台市内、新幹線、在来線乗り継ぎ花巻。1仕事の後花巻ー盛岡間をまた各駅停車で移動。結局今回は、郡山ー福島、北上ー盛岡をJRの在来線を利用した。乗客は学生と老人が過半で各駅とも駅前に賑わいはなかった。




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