とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

オペラ名作鑑賞 アイーダ

2008年07月26日 | Weblog


世界文化社版 DVD2枚組みの「オペラ名作鑑賞」第1巻を購入した。この編者の経歴は知らないが、小学館版と違って体系も無ければポリシー的なものも感じないが強いてあげれば同じ演目をダブルで組んでいるところか、ただコレもそのセットに何か訳ありと言うのでなく単にDVDの版権が得られただけの感じだ。
したがってオペラ好きとは言え全10巻を揃えるつもりもない。第1巻アイーダは以前NHKで放送されたロリン・マゼールとミラノスカラ座の演奏で、VTR録画を所持していたが、オマケのオペラ映画版でソフィア・ローレンのアイーダで歌がレバータ・テバルディに魅力を感じて購入した。
若いローレンの魅力とテバルディの歌に魅力を感じたが全体的には、映画の作りのフルさはいかんともしがたく、2人以外に売りは何も無かった。
本題のマゼールの方はパバロッティとマリア・キアーラのコンビで以前より好評だったもので3600円は安いと思ったが、後でHMVのネットで2700円で販売されしまったと思った。
ただ演出は当時のスカラの金を掛けた豪華な舞台だが、先般NHKで放映された大野和士、ベルギー、モネ劇場でのシンプルな舞台と多彩な照明の舞台を見た後だけに、今日の暑さの中では余計舞台の仕掛けが暑苦しく感じたし、裸の女性を登場させる意図に疑問を感じた演出だった。


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