12月27日 今日は午前中は出かけられず、午後に出向いた。すると狭山湖入口にすでにギャラリーの人垣ができていた。
常連さんにお聞きすると、展望台からでは気がつかず、突然始まったとのことだった。早速準備に取り掛かる。
大高組のおたか姐さんの見事な必殺技で仕留めた姿がそこにはあった。(一部の人には気分を害する写真ですので自己責任で閲覧してください。)(クリックするとおおきくなります。)
穏やかな日差しのもと、おたか姐さんは、野掏組一家が昨日たらふく食べたことを知っていたのだろうか、安心しきった体制でゆっくりと食べていた、みるみる食べこんだ量を物語るように腹が膨れていいた。
自然界の掟ては厳しいが、人間世界のような「無意味」な行為はなく、野掏組のズル蔵にしても、身の程を超えた飽食はしない。必要に迫られた行為の範囲内の弱肉強食の世界なのだろう。カラスにしたところで、親には勝てないがゆえにオオタカに対しては抱卵時期の親の留守を狙っての卵の強奪、オオタカのひなの強襲を行い、仕返しをしているのだ。ただ最近は狭山丘陵も人家が増えたことから、カラスの増加が森を覆い「鴉森」になる日もそう遠い話ではなさそうだ。その意味からもハシブトカラスを襲うオオタカの存在は貴重に思えるのだが、人間の知恵はハシブトカラスのみの駆除方法を見出していない現状ではオオタカの仁義無き戦いは、菅原文太亡き東映版とは違い永遠続くことを願ってやまないー完ー
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