とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

大学時代の本当のクラス会に参加。その前に池袋演芸場に寄る。

2016年11月23日 | Weblog

 1968年に大学に入学し、わが大学は当時は第二外国語でクラス編成がなされた。半世紀を経て、残念ながらその第二外国語と縁のある職業に就いたものはいないのだが、ここ数年今日(11月22日)集まったメンバー主体で、飲み会+翌日ゴルフのパターンでクラス会は継続している。ゴルフをしない私は飲み会のみの参加だが、この会を楽しみにしている。

 仕事を辞めてからというもの、都心に出るのが億劫になった。したがって都心に出るには+aが必要になる。クラス会の開始時間が17:30分故に、なじみの池袋演芸場の出演者を検索すると主任が「花緑」になっていた。17:30分にクラス会の会場に着くには16:53分に地下鉄丸ノ内線に乗れば新橋の同窓会の会場へはOKとのことで、昼飯と時間つぶしは池袋演芸場に決めた。いつもならば昼飯は演芸場側の天丼ふじに決まりなのだが、前回てんやに負けたか?と思うほどの味だったことから、時間に余裕もあったことから東口の天成に行こうと駅を出た。すると駅を出てすぐに新しい「立ち食い蕎麦屋」があった。池袋での贔屓にしていた立ち食い蕎麦屋「大黒そば」が閉じてしまい、変わりが見つからずにいたので、試しにと思い急遽変更した。

 鴨せいろ:670円を自販機でチケット、店は5人で満員の極小店、蕎麦は太目で好みではないが670円の値段を考えれば合格点だ。猪そばにそそられたが、私は蕎麦は冷やしに決めていることからあきらめた。食べ終わり、演芸場に向かった。

 2時開演だが客の入りは70%か?そのあと前座が終わったころには9割程度に埋まったのだが、ここの良さは、マイクなしで落語が聴ける距離感なのだが、反面客の反応も早いことだ。いつもは小屋のサイズから団体客の来ないのがよさなのだが、この日はどこぞの町内会か10数名?の規模のジジ・ババの団体が入り、私のそばのバーさんたちが演目中に私語をはじめた。私の前の客が振り返ってにらみつけても辞めず、私もついに、切れて、「静かにしろ」と声を出した。酒飲んで煎餅かじって落語を聞きたいのならば「浅草演芸場に行け」と入口に張り紙を出すべきだろう

 今回聞いた演目は、どれも初めて聞いた演目だった。柳家小えんの演じた秋葉原、鉄ちゃん物は、共感をもって笑えたし、花緑の、落語そのものはシュールなもので、先日国立で聴いた「目黒のさんま」よりは面白かった。そろそろ寄席世界も、英語・中国語の同時通訳が聴ける仕組みを入れてもよいのではと思ったりした。花緑の枕が長引いて、16:53分の地下鉄には間に合わなかったが、クラス会には定刻にたどり着いた。

 既に、大阪からのA君はじめ揃っていた。私の後に現職組の2名が着いた。10名中5名が現職とは、まだまだ団塊組はがんばっていると思った。6名は翌日のゴルフということで会は10時前にお開きになった。それにしても昔よく行った、ニュー新橋ビルだが、何か片言の日本語をしゃべる、マッサージ店舗に占領され、昔からある店ががなぜか場違いな雰囲気になっていたのには驚かされた。このビルこそ建て替えの時期がきていると思うのだが、ビルの地権者が複雑なのだろう。

 



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