ラグビー 慶―明戦 吉田明治復活ならず。慶応強し

明治の復活を期待したが、今日の慶応は素晴らしかった。ラグビーの原点。走る、タックル、を忠実に実行した。15人が均等に仕事をしてチームのまとまりが感じられる。一人ひとりのプレイが基本に忠実だ。学生スポーツの基本だと思う。
反面残念なのは、明治の選手は高校時代のスター選手だが、プレイがあまりにも雑だ。その雑なプレイのミスがことごとく失点につながった。早、明に言えることは高校時代のスター選手が成長していないことが一番の欠点だ。両チームとも10番がチームの課題だ。チームとしてのゲームメイクができないと、個人技に走る。その点今日の慶応の基本に忠実に、そしてチームのおかれた状況を全員が常に認識していて動く。攻めも・守りもサポートが必ず付く。今年の慶応は素晴らしいチームになっている。３９－５の結果は選手個人の能力差でなく正に15人のチーム力の差がそのまま表れた結果だろう。その意味では吉田明治の復活はまだ遠い。