中華料理 Vs ロシア料理 神保町ランチ戦争

我が職場は神田神保町に位置する。ここは東京では食いしん坊にとっては最高の立地だ。ここだけでも老舗からB級グルメご用達が徒歩で間に合う。加えて地下鉄の集中により、30分圏内で全方向に名店へたどり着く。しかしお膝元の老舗名店がランチサービスを始めている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

周恩来の筆になる店名を掲げ、店の前を通ると高そうな雰囲気を感じる。しかし店前に出されたランチタイムメニューは1000円で間に合う日替わりメニューが張り出されている。建替え前の柱を室内のインテリアとし、こじんまりした店内は大人の雰囲気、そう言えばここで若い女性のグループを見かけることは少ない。どうもおじさん向けのお店と言える。入り口にはちゃんと上海蟹入荷の張紙があった。



我が青春、大学時代のサークル名は「サラファン」であった。同名のこの店は当時太ったいかにもロシアの肝っ玉母さんが切り盛りしていた。そして当時と変わらぬ狭くて急な階段で地下にに降りる時には何か秘密の隠れ家に行くような雰囲気があった。ここも1000円でサービスメニューが食べれる。1人で行けばカウンターに案内され料理を見ながらそしてボルシチェの赤ピーツの刻みの山を横目で追える。ただ気のせいか味が以前と変わったように思えた。


　　　　　　　　　　客のギャル度＝サラファン
　　　　　　　　　　店の落ち着き度＝漢陽楼
　　　　　　　　　　食事のボリューム度＝サラファン