とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ワールドカップ2007 日本 Vs ウエールズ 

2007年09月22日 | Weblog
力の差はあきらか、小野沢のトライが慰め。それにしても試合をさせてもらえなかった。開始20分が限界なのか。ここぞの時のミス。タッチキックにならないキック。それにしてもラックからの玉出しの遅さ。ハーフ陣の判断の遅さ。強いところと試合をすればあたり前のことだが、個々人のスキル、身体能力の差がモロニ現れチームの欠点が明確になる。日本にとって何をすべきかは、小学生がラグビーを出来る場を作ることからしないと、ワールドカップには出場できない。トップリーグは試合を面白くするため外人選手の獲得に走るが、それでラグビーファンが増えるとは思えない。
急がば回れではないが、まずはじめるべきは①小学校のグランドを天然芝にすること。
②小学校の体育に取り入れること③リトルリーグをひろめること。少子化の中で15人を揃えることがますます困難になる。
しかしラグビーが小学校の体育に必要なのは、①ラグビー精神 一人はみんなのために、みんなはひとりのために、一番わかりやすい社会のルール ②いろいろなタイプの人間が自分にあったポジションを選べること。チビ、デブ、力もち、逃げ足の速いやつ、誰もが自分を出せるポジションがあること。教育の原点だと思う。
文科省の役人ほどラグビー精神から遠い人間はいないだろう。ラグビー協会会長さんは何を考えているのだろうか。ひとつぐらい政治家元総理として後世に残る仕事をしてください。幸い現在日本にFIFA公認のサッカーグランドの芝養生に関する特許がまだ有効である。これすらもが日本の利権社会では抹殺され、日本だけがこの特許を利用したサッカー場すらない状況にある。サッカー協会が利用しない特許ならばラグビー協会が利用すれば良い。むしろ最初に述べた小学校のグランドを人工芝にしようとたくらむ馬鹿が出てくる前に、環境問題がらみからでも全国の公立学校のグラウンドを天然芝にすることを考えてほしい。
どうも本題からずれたが、日本のラグビーを強くするには、一番の早道は子供が楽しいスポーツと思うことだ。けがをしない環境は社会が与えることだ。
ラグビーに必要な要素が、いま一番日本にかけている。現職総理からKY人間だ。相手が何を考えているかが読めなければパスも受けられない。ノッポとチビ、デブとヤセ、あたりに強いやつ、逃げ足の速いやつ、個性を伸ばして地頭の良い子を育てる。これほどの教育効果が期待できることをなぜ文科省はしないのだろうか。



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