秋田今野商店様との出会いは早いもので15年前に遡る。当時金融マンとして秋田支店に勤務し、新しく作られる研究所の融資を担当させていただいたことに始まる。完成した研究所で当時専務でいらした現社長様から、麹を利用した様々な製品を紹介され、「ヤーコンのジュース」「テンペ」等初めて食し、魅了されたが、東京に戻って取引先の食品会社に製造を薦めたが残念ながら当時は誰にも相手にされなかった。
「温故知新」は東京転勤に際して先代の社長様から創刊30周年の記念号ですと言われNo.30号をいただいたのが最初でした。内容は「麹」に関する文化から科学にいたるありとあらゆる学術論文集で正直門外漢の私には厳しいものがあるが、唯一酒好きの好奇心が読むエネルギーになっている。
No.44号での巻頭言で社長様も述べられている、昨今のバイオマスエネルギーと米国の産・官・学の一体となったバイオマス戦略に比し、日本の国家戦略の貧困さに私も感じるものがある。
かつて国立大学の独立法人化にあわせ、某大学でTLOのコーディネーターを経験した。これとてなぜ民営化でなく独法化なのか、なぜTLOは時限法なのか、まさに戦略なき戦術で文科省役人の仕事造りに過ぎなかった。だた今それを経験したことで、友人・知人を介し、産学連携の相談を時折受けている。その中ではバイオ関係がほとんどだ。
ただこれらに共通するのは、技術問題よりも、既存のインフラ、流通システムに対抗する市場つくりの困難さに思える。これこそが、ODAを含む外交戦略,国家戦略に負うところ大なのだが、それはさておき「温故知新」は継続は力、さらなる発展を期待しています。
また15年間で違う「癌」の手術を2回受けたわが身に戻れば、秋田今野商店様には、一日でも早く「癌特効薬」のニュースを期待せずにはいられません。刈和野の地名が世界中に知れ渡る日を待つとともに、地域の活性化の解が何かを自分の目で確認したいものです。
「温故知新」は東京転勤に際して先代の社長様から創刊30周年の記念号ですと言われNo.30号をいただいたのが最初でした。内容は「麹」に関する文化から科学にいたるありとあらゆる学術論文集で正直門外漢の私には厳しいものがあるが、唯一酒好きの好奇心が読むエネルギーになっている。
No.44号での巻頭言で社長様も述べられている、昨今のバイオマスエネルギーと米国の産・官・学の一体となったバイオマス戦略に比し、日本の国家戦略の貧困さに私も感じるものがある。
かつて国立大学の独立法人化にあわせ、某大学でTLOのコーディネーターを経験した。これとてなぜ民営化でなく独法化なのか、なぜTLOは時限法なのか、まさに戦略なき戦術で文科省役人の仕事造りに過ぎなかった。だた今それを経験したことで、友人・知人を介し、産学連携の相談を時折受けている。その中ではバイオ関係がほとんどだ。
ただこれらに共通するのは、技術問題よりも、既存のインフラ、流通システムに対抗する市場つくりの困難さに思える。これこそが、ODAを含む外交戦略,国家戦略に負うところ大なのだが、それはさておき「温故知新」は継続は力、さらなる発展を期待しています。
また15年間で違う「癌」の手術を2回受けたわが身に戻れば、秋田今野商店様には、一日でも早く「癌特効薬」のニュースを期待せずにはいられません。刈和野の地名が世界中に知れ渡る日を待つとともに、地域の活性化の解が何かを自分の目で確認したいものです。
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