昨日は、所沢ミューズに、Japan National Orchestraの全国ツアー初日にいった。このツアーのチケットはミューズ会員は先行予約ができるのだが、予約初日になぜか今まで経験したことない、回線が通じなかった。そしてなぜか発売時間3時間後に私の回線がつながったが、1階、2階のS席は完売した。正直これはありえないだろう。ミューズの会員が何人いるのか定かでないが、したがって3時間後に私が取得した席は3階のA席だった。最も私は電話予約だったが、Net予約の仕方がいまいち理解できていないというか「パスワード」の登録がうまくできていないことによる私自身の問題かもしれない。だんだんNet社会から取り残されていく。
いずれにしても昨日はA席3階最前列中央に出向いた。正直リサイタルではともかく、オケとの協奏曲には音の響きが包み込まれるようでA席でも満足したというより、望ましく思えた。年金生活を考えればA席のコスパは良いと思った。
しかし正直なところ、オーケストラの響きは物足りない。オケというのはちょっと無理がある小編成だ。室内管弦楽団というべきもので、Mozartどまりの編成だった。メンデルスゾーンのV協奏曲は何とか格好はつけたが、ショパンのコンチェルトは、いかにオケの作りが良くないとはいえ規模的に無理があった。最も当初のプログラムはメンデスゾーンのV協奏曲とPf協奏曲だったのだが、たまたま、ショパンコンクール2位になったことから、急遽ショパンのコンチェルトに変更されたものだから仕方がないのかもしれない。いかにショパンのオーケストラが稚拙とは言え、弦楽器の人数減の編成では表現力は寂しかった。それにしてもチケット購入日といい、今日の満席の会場と言い、よくも悪くも、お祭りでした。
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