久しぶりにラッシュの電車に乗る。朝6:51分のバスで小手指に、7:10分の直通新木場行に乗ろうと思ったが、座れず、15分待って7:25分発に座って行く。隣にスーツを着、日経を読んでいる中年サラリーマンが朝食に菓子パンをかじっていた。そういえば現役時代にもすでに丸の内線で隣に奥さんが作った?おにぎりを食べながら毎日日経を読んでいたサラリーマンを見た。サンスポ片手ならばまだしも、日経片手の風景に元サラリーマンは複雑な気持ちになった。
病院へは9時少しすぎ着き、採血・採尿は51番目の番号だった。先生の診察は予定は11時だが、12時少し前まで待たされた。ホリエモンではないが、病院の予約時間は遅れるのが当たり前のようだ。ただ無職のものにとっては、見てもらえるだけでも「ありがたい」と思わなければいけない世の中なのかも。検査の結果は、数値の多可よりも、検査のたびごとに上昇傾向が気になるとのことで術後7年経過、放射線治療後5年目ということもありMRIと骨シンチ検査をすることになった。両検査を同じ日に行う日程調整は、何とか1X月XX日が最短という混みようだった。受けれるだけでもありがたい時代だろう。首都圏に住む者にとっては「病院」を選べるだけでもめぐまれている。しかも医療保険の恩恵を受けれるだけでもすごいことだろう。
先日わが厚生年金基金から通知が来た、国の代行部分を返上するので、基金の支払いが変わる連絡を受け、また年金そのものも先に減額通知が来た。年金制度と健康保険制度は、日本国の安定を担保してきた制度だが、これらが今見直しの名のもとに、アメリカ追従型に変えようとする動きには疑問が残る。制度そのものよりも、国の安定を、あべしんぞう君はなにを持って担保する気でいるのだろう。軍需産業による経済活性化、と自衛隊の軍備強化による消費拡大が数字で読めるが、地方再生は「掛け声」は大きいが、具体的数字での効果は見えてこない。
病院帰りは、いつもならば、神田の友人の店に行くか、または銀座か新宿のニコンサロンを覗くかが通常コースなのだが、今日はCityBankの口座解約に立ち寄った。私の利用する銀行は就職したとき、給与の振込先指定銀行にしたM銀行だ。その銀行させ行名は3度変わり口座支店名も大手町ー本店ー丸の内と統廃合の余波で3度変更された。しかしCityBankは身内が勤めていたことと、高い住宅ローンを肩代わりしてくれたことから口座を開設し、口座も大手町で変わらずにきた。当時からテレフォンバンキングが使え、全国の地銀、郵便局のCDでの出し入れが手数料無料だったこと、またクレジットカードがほぼ国内空港の有料待合室が無料利用の特典があったことなどから、転勤族で地方出張の多いものには重宝していた。しかし金融資本主義の権化ともいえるCityの日本でのディテール業務の撤退は、日本の先行きがバラ色ではないとの見切りなのだろうか。また個人の資産家は居住先を海外に移している余波なのだろうか?もともと、私のような貧乏人を相手にする銀行ではないので、Cityへのこだわりもなく、入札で引き継ぐであろう、日本の銀行?のサービースに現状期待できないことから、解約した。事前に電話問い合わせで解約はどこの支店でもキャシュカードと身分証明書(免許証)の持参で可能とのことで、帰り道の池袋支店に立ち寄った。すでに私と同じ解約の先客おり、あとからも来た。
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