高校時代、目一杯背伸びをしていた。カミユを読み漁り、サルトルを読んだ。理解していたとは思えなかった。ただその延長線上でソヴァージュの音楽に出会った。
ソヴァージュのLpとの出会いは偶然だった。「心のシャンソン、頭のシャンソン」のタイトルに惹かれて買ってしまった。ピアノの出だしに乗って歌いだす。そしてレオ・フェレの「彼らをごらん」と重いマーチの反戦歌、圧巻はスラバヤ・ジョニー、マンダレーと続くブレヒト=ワイルの曲をドラマチックに歌い終わる。正に3分間のモノドラマのようにうたい終わる。この2曲だけでもこのLPの価値がある。
これによりブレヒトに興味をもったが、評判のウテ・レンパーもロッテ・レーニャーも彼女のようなドラマは聞こえない。

1960年後半の世相の中で社会への鋭い批評の眼を詩にあらわしたルイ・アラゴン、ブレヒト、レオ・フェレを見事に歌いきる彼女の歌声が、大学入学後の自分の糧になっていた。

全共闘・団塊の世代にとって社会に出る時に彼女の歌が世界的にヒットした。「時の流れに」彼女は詩う。「時と共に、過ぎ行く時とともに、みんないってしまう。
人は年をとったと悟る。」と
ソヴァージュのLpとの出会いは偶然だった。「心のシャンソン、頭のシャンソン」のタイトルに惹かれて買ってしまった。ピアノの出だしに乗って歌いだす。そしてレオ・フェレの「彼らをごらん」と重いマーチの反戦歌、圧巻はスラバヤ・ジョニー、マンダレーと続くブレヒト=ワイルの曲をドラマチックに歌い終わる。正に3分間のモノドラマのようにうたい終わる。この2曲だけでもこのLPの価値がある。
これによりブレヒトに興味をもったが、評判のウテ・レンパーもロッテ・レーニャーも彼女のようなドラマは聞こえない。

1960年後半の世相の中で社会への鋭い批評の眼を詩にあらわしたルイ・アラゴン、ブレヒト、レオ・フェレを見事に歌いきる彼女の歌声が、大学入学後の自分の糧になっていた。

全共闘・団塊の世代にとって社会に出る時に彼女の歌が世界的にヒットした。「時の流れに」彼女は詩う。「時と共に、過ぎ行く時とともに、みんないってしまう。
人は年をとったと悟る。」と
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます