家から狭山湖までは、免許返納した身には電動自転車であっても「望遠レンズ+カメラ」の重量を背負って山道を登るのは一苦労だが、登ってしまえば、「静かな湖畔」が待っていると思うところだが、最も我ら団塊世代の「群れる習性」は私同様に失なわれずに、団体ご一行様に遭遇する。立ち並ぶ望遠レンズに異様を感じるのか、「何を撮っているのですか?」との質問が出る、すると仲間内でも鳥にも詳しくカメラの腕も見事な(私ではない)Xさんがすかさず、カメラのピントを合わせ、覗いてみてくださいと親切に、すると「ワーすごい」と歓声が上がる。仲間内が続き、Xさんはバーダー候補者を増やす?。が「野鳥の会」の会員数の増加したかは定かではない。
それにしても、現在は多摩湖が工事のため水抜きされているが、私にとってはさかのぼりること70年前の幼稚園時に、山手線で神田から高田馬場で乗り換え西武新宿線で多摩湖、西武遊園地、そこから「おとぎの国の電車」でユネスコ村に訪れたのが「人生最初の遠足」だった。だが今、最初の遠足の地が「終焉の地」に現在進行形である昨今の状況だ。
それにしても多摩湖、狭山湖は「東京都民の水がめ」(=ゆえに所沢市民である私にはかかわりはございません=所沢の水は9割がたが、利根川、荒川水で残りが市内の井戸水とのこと)
でもなぜか周りの風景は変わっても、70年前の風景(我がアルバムにも残っている)は残っている。なぜか昔の思い出を語り始めが、我が人生の先が見えていることの証か????
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