仕事で交代でコラムを書いている。震災の一周忌がまもなく訪れる。月日の早さに比べ、復興へのスピードの遅さがきになる。
震災後、一番気がかりだったのは被災地の雇用情勢だ。復興が遅れれば遅れるほど雇用情勢は悪化し、復興を担うべく人材の流失が進むのが気懸かりだった。
そんなことから、わたしのこれまでの経験から、私の書いてきたコラムは地域からの「起業」と「街おこし」に絡むものだった。たまたま、二月がコラムの当番にあたり、震災一周忌を前に以下のコラムを書きました。
今日産業廃棄物処理業界のレポートを書き終えてきましたが、あまり仕事のレポートに私情を入れてはいけないのですが、同じ国民でありながら、被災地の残骸の受け入れ先が出てこない実情に怒りすら覚えました。利権の絡むことには、貴重な自然環境を無理やり破壊してく政治屋さんが、利権が期待できないとなると「知らぬ顔の半兵」を決め込み、地元では反対運動を押し切ってまで海岸の埋め立てに精出している。こんな政治屋さんの数を減らすことがまずもってすべきことかも.....
昨年の3.11東日本大震災は,その後の自粛ムードの拡大・電力供給の制約・原発事故による放射能拡散等、広く日本経済に悪影響を及ぼした。
そのような中で、年末恒例のヒット商品番付(SMBCコンサルティング)が発表され、2年振りに横綱商品が登場した。東の横綱は「なでしこジャパン」西の横綱は「スマートフォン」だった。これらのヒット商品を後付けで解説したところで「凡人」がなしえないことを実行したからヒットしたので、「凡人」にはできない。と言いきる前に自社の営業・商品を思い浮かべ選考委員の識者の視点を重ねてみるのも一考かと思います。
東西横綱のキーワードは「つながる」だと言う。大関のFacebook・Twitterも同様だ。震災により途絶えた、人と人、地域間コミュニケーションの中で、なでしこジャパンの耐えて「つなげて」勝利を呼び込んだ優勝は人々の共感を呼んだのだ。周囲を見渡せば、過疎化・一人暮らし老人、シャッター通りと社会とのつながりを求めるニーズは多々あるのではないか。特に地元当事者企業にとっては、地元ニーズを如何に自社に「つなげる化」は商機であろう。
関脇ヒットは「スーパークールビズ」「冷やしフード」だった。両者ともに原発事故が引き金となったものだが、「夏の暑さ」は今後も続き、クールビズに開発・使用された素材は通気性、接触清涼感を有することから日本だけでなく世界中にマーケットの拡大が望めるだろう。
また「冷やしフード」は「ラーメン=冷やし中華」の発展系だ。思考方法は単純な「逆転の発想」に過ぎない。実行するかどうかは経営者の決断次第だが、すでに巷には「パンにあう納豆」も現れた。春夏秋冬の季節料理、和食・洋食の定番料理に「逆転の発想」から新たなメニューが生まれるかもしれない。季節商品を如何に通年商品に変えていくかの可能性も秘めている。
震災がらみでは、他に小結に「自転車」がランクされ、前頭に「トーニングシューズ」が選ばれた。どちらも震災時の交通混乱がきっかけだが、その後の「+α」としての省エネ・健康が追い風となり売れ行き好調を持続しているとのことだ。飽和状態の安売り合戦の中、市場で勝つには、地域ニーズ、顧客ニーズのきめ細かな掘り起こしが前提になろう。
個人的に一番興味を持ったのは前頭にランクされた「体脂肪計タニタの社員食堂」です。健康診断のたびに「減量宣告」を受け実行できない我が身にとっては、そんな食堂が近くあればと思い、また糖尿病、腎臓病等食事制限を受けている人が多数いる中、手間暇かけずに旨い食品入手は、高齢者への食事提供と合わせ成長産業であろう。また「食の安全」との連携が産地の活性化にもつながるであろう。
地域中小企業が市場と雇用を確保することが地域社会の活性化であろう。同様に前頭となった「ジュレ状ポン酢」も地方経済、地域活性化に結び付けたい商品だ。ヒット商品はいずれもが大企業のブランド商品だが、仕事柄出張に出るたび出先で出会う旨い物は数多い。食材のみならず地元の伝統・文化にはぐくまれた商品を視点を変えて、提供方法、利用方法、使用方法を見つめなおし新たな市場に提供することも必要ではないでしょうか。
震災後、一番気がかりだったのは被災地の雇用情勢だ。復興が遅れれば遅れるほど雇用情勢は悪化し、復興を担うべく人材の流失が進むのが気懸かりだった。
そんなことから、わたしのこれまでの経験から、私の書いてきたコラムは地域からの「起業」と「街おこし」に絡むものだった。たまたま、二月がコラムの当番にあたり、震災一周忌を前に以下のコラムを書きました。
今日産業廃棄物処理業界のレポートを書き終えてきましたが、あまり仕事のレポートに私情を入れてはいけないのですが、同じ国民でありながら、被災地の残骸の受け入れ先が出てこない実情に怒りすら覚えました。利権の絡むことには、貴重な自然環境を無理やり破壊してく政治屋さんが、利権が期待できないとなると「知らぬ顔の半兵」を決め込み、地元では反対運動を押し切ってまで海岸の埋め立てに精出している。こんな政治屋さんの数を減らすことがまずもってすべきことかも.....
昨年の3.11東日本大震災は,その後の自粛ムードの拡大・電力供給の制約・原発事故による放射能拡散等、広く日本経済に悪影響を及ぼした。
そのような中で、年末恒例のヒット商品番付(SMBCコンサルティング)が発表され、2年振りに横綱商品が登場した。東の横綱は「なでしこジャパン」西の横綱は「スマートフォン」だった。これらのヒット商品を後付けで解説したところで「凡人」がなしえないことを実行したからヒットしたので、「凡人」にはできない。と言いきる前に自社の営業・商品を思い浮かべ選考委員の識者の視点を重ねてみるのも一考かと思います。
東西横綱のキーワードは「つながる」だと言う。大関のFacebook・Twitterも同様だ。震災により途絶えた、人と人、地域間コミュニケーションの中で、なでしこジャパンの耐えて「つなげて」勝利を呼び込んだ優勝は人々の共感を呼んだのだ。周囲を見渡せば、過疎化・一人暮らし老人、シャッター通りと社会とのつながりを求めるニーズは多々あるのではないか。特に地元当事者企業にとっては、地元ニーズを如何に自社に「つなげる化」は商機であろう。
関脇ヒットは「スーパークールビズ」「冷やしフード」だった。両者ともに原発事故が引き金となったものだが、「夏の暑さ」は今後も続き、クールビズに開発・使用された素材は通気性、接触清涼感を有することから日本だけでなく世界中にマーケットの拡大が望めるだろう。
また「冷やしフード」は「ラーメン=冷やし中華」の発展系だ。思考方法は単純な「逆転の発想」に過ぎない。実行するかどうかは経営者の決断次第だが、すでに巷には「パンにあう納豆」も現れた。春夏秋冬の季節料理、和食・洋食の定番料理に「逆転の発想」から新たなメニューが生まれるかもしれない。季節商品を如何に通年商品に変えていくかの可能性も秘めている。
震災がらみでは、他に小結に「自転車」がランクされ、前頭に「トーニングシューズ」が選ばれた。どちらも震災時の交通混乱がきっかけだが、その後の「+α」としての省エネ・健康が追い風となり売れ行き好調を持続しているとのことだ。飽和状態の安売り合戦の中、市場で勝つには、地域ニーズ、顧客ニーズのきめ細かな掘り起こしが前提になろう。
個人的に一番興味を持ったのは前頭にランクされた「体脂肪計タニタの社員食堂」です。健康診断のたびに「減量宣告」を受け実行できない我が身にとっては、そんな食堂が近くあればと思い、また糖尿病、腎臓病等食事制限を受けている人が多数いる中、手間暇かけずに旨い食品入手は、高齢者への食事提供と合わせ成長産業であろう。また「食の安全」との連携が産地の活性化にもつながるであろう。
地域中小企業が市場と雇用を確保することが地域社会の活性化であろう。同様に前頭となった「ジュレ状ポン酢」も地方経済、地域活性化に結び付けたい商品だ。ヒット商品はいずれもが大企業のブランド商品だが、仕事柄出張に出るたび出先で出会う旨い物は数多い。食材のみならず地元の伝統・文化にはぐくまれた商品を視点を変えて、提供方法、利用方法、使用方法を見つめなおし新たな市場に提供することも必要ではないでしょうか。
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