とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

農作業と里山の共生

2006年08月20日 | Weblog
私が「蛍を飛ばすため田んぼを作ろう」の言葉に惹かれて参加した「たんぼの会」も3年目になった。今年は苗の生育が悪く一部を分けてもらった。今我々の無農薬有機肥料の苗と不足分を分けてもらった苗の生育の差が大きくなった。分けてもらった苗は日照不足がたたりまだ稲の花が咲かないが、我々の稲は実をつけ始めた。今日は鳥に食べられないように網掛けをした。最近田んぼの水源の菩提樹池に住み着いたカルガモが稲を荒らしに来るそうで、空からのすずめだけでなく地面からの攻撃にも耐えるように網掛けをした。
あぜ道に3つの足跡が残されていた。タヌキ、ハクビシン、そしてアライグマ。なぜ所沢にアライグマ、ハクビシンが住んでいるのだろう。ペットとして飼うのなら最後まで責任を取って欲しい。みどり森の博物館周辺は、ガビチョウ、ソウシチョウ、篭脱の中国産の外来種が大手をふるっている。狭山丘陵は都心から1時間半の距離に多様な植生と生き物が共生しているが、地球温暖化と都市の膨張と言った社会変化とは別に、外来種の放出と言った個人の我がままでその共生が崩されていく。ミヤコタナゴの棲む小川になるまでには、どれだけのことをしなければならないのだろうか。
それにしても今日は蒸し暑かった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿