19日にジャスト5年前に、B&Wのスピーカーを購入したときに、近くで鳴っていたアンプが展示処分品で捨値だったことから衝動買いしたが、それが寿命と見え突然音が切れた。修理に出せは技術料+取り換え部品代で1万円前後は取られると思い、買い替えを決めた。
購入するに当たっては、あまり日本の雑誌の評価はあてにしない。これはかつてのレコードXXという雑誌が見事なまでに証明している。CD時代になり、簡単に作成可能になると中小メーカーがLive録音中心に輸入で国内に入ると、大手レコードメーカーは太刀打ちできなくなり、雑誌のスポンサーの地位を失った。それに伴い批評家なるものの手元には無料で配られる音源が無くなり、宣伝する材料が無くなってしまった。しかし国内メーカーも生き残るために、邦人作曲家、演奏家の作成に乗り出した。すると見事なまでの手のひら返しで、毎月の評論家ご推薦のCDはこれら国内メーカー作成なるCDのオンパレードになった。
私の趣味のカメラ雑誌もある種同様の傾向が見られる。ご推薦はメーカーにとって利益の出るものが集中する。むしろカメラ量販店が利益を得られる機種がご推薦になる傾向がうかがえる。もっともこれはどの業界にもあてはまることかもしれない。そんなことから、私の商品選びは、どうしてもNet検索頼りにならざる得ない。Googleの翻訳力を生かすと、世界各国の評価が得られる。その中でも私が必ず参考にしているのはカメラ・オーディオのヨーロッパでの優秀製品の発表サイトだ。
http://www.eisa.eu/#awards
ヨーロッパの雑誌編集者の投票できまるこの賞は、国内の評価との違いが結構出てくるので面白い。
またカメラ関係については
http://www.ephotozine.com/
これはすべて数値化されたデータと実写がつく。解像度が甘いとか鋭いと言った言葉でなく数値で示すところが良い。
そんなことから今回のアンプ選びは2015http://www.eisa.eu/#awards を参考にした。
ところが受賞製品のPioneerVSX-924が価格コムに掲載がない。パイオニアのHp検索してもVSA824,VSA1124とそれらしきものはあるが肝心の924がない。20日にレンズ処分で新宿に出たついでに、ヨドバシ、ビッグに寄ったがなく、ヨドバシの店員さんにきくと、VSAのAはNet対応の意味でXは対応しない型番なので生産終了品ではという。924がほしければ1124がその系統品で最適ではと勧められた。どうも納得しかねるので帰宅してすぐにパイオニアのサービスに電話すると、えらく時間がかかり出てきた答えは「国内販売」はしていないので、あとはヨドバシの店員と同じ答えだった。824と1124の違いはアンプの出力さだけで3畳の部屋(納戸)には出力は関係ないことから値段の安い824にした。すぐにアマゾンを検索するとユーザー評価4.5.すぐにクリックした。日にち換算すれば翌日に商品が到着した。
一番期待したハイレゾ音源とNetラジオだったが、肝心なところを思いこみでミスした。Lan対応が有線のみで無線に対応していなかった。しかも無線Lanに対応するには1万円のコンバーターの追加となる。すぐにアマゾン検索すると、このコンバーターの評価はぼろくそで、「役立たず」「ゴミ」とまで書かれていた。即購入はあきらめ次善策を考えた。
設置場所が3畳のパソコンルーム故そばにパソコン本体がある。目的は24Bit 96kHzでため込んだハイレゾ音源とNetラジオを聴くことが主眼だ。取り説を読むと光同軸で対応可のとあり、いままで使用していたローランドのEDIROLを介在させてPCとアンプをつないだ。ハイレゾもNetラジオも聴くことができ、早速サラウンド環境?(3畳間では所詮無理は承知)を組んで視聴。 正直27千円の音とは思えない良さを味わった。LPレコード時代を思えば、カートリッジ1個の値段より安いアンプがハイレゾの解像力を出すのだから、電子産業の進捗には驚く。ただし製品はベトナム製だった。
菩提樹田んぼの会のBlogを更新しました
http://bodaiigitannbo.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-91d7.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます