今日は久しぶりに鳥撮り道具を担いで狭山湖に行った。家を出た時は青空が見えていたのだが、湖岸に出ると今にも降り出しそうな雲行きになった。
常連のHさんから対岸の入り江にオシドリの雄がいると教えていただきスコープを覗かせてもらった。この時期は、岸辺よりも対岸に見たい鳥が出没するゆえに、スコープが必携だが、カメラにスコープは荷が重すぎる。運動も兼ね定番コースを歩く。
ジョウビタキの♀が激しい縄張り争いをしていた。
モズが高鳴きしていた。湖面に戻ると沖合に鴨の群れ、湖岸にホオジロカモの♀。突然カモが飛び立ったが、オオタカの姿は見えなかった。
その時、WEEKEND PIANO SERIES2015のチケットの発売日を思い出し、急ぎ帰宅した。
家に戻り、ネットでミューズのアークホールの座席表を開き、電話をかけると「只今電話が混雑しています。このままお待ちください」のアナウンスが流れr、何度も繰り返し流れた、20分ほど待たされようやくつながった。しかし中央の席は埋まりやむなく左側の席を選んだ。ツィメルマンの人気の高さを改めて認識した。ただ私は今回はリフシッツにも注目している。来年の2月にバッハの平均律をききにいく。かれのミューズでのコンサートは4年連続になるが、演目はあまり好きではないベートーベンとショパンをどう料理するかは楽しみだ。再来年の2月のコンサートなのだ
それにしても、クラシックのコンサートチケットの値決め基準は何だろう。チラシの上にフジコ・ヘミングのコンサートが載っている。わたしの予約は3公演11500円。フジコは1公演1万円。しかもツィメルマンだけで見ても差がありすぎる。チラシの文句が目に入った。「1999年のドキュメントで大反響」そうだNHKが値段を作っているのだと思った。ブーニン、フジコ、そして今年の話題、佐村河内守作曲、交響曲ヒロシマ。これはミューズのコンサートは中止になったが、このチケットも高かった。
演奏家の良し悪しよりも、マスコミの取り上げでチケット、観客の動員数が決まり、演奏の良しあしよりもマスコミの騒ぎ方、スキャンダルで値段が左右されるのは、何かクラシック音楽も芸能界同様になるのはついていけない。
私はヒロシマもフジコ・ヘミングのコンサートもパスしたが(これは単にお金がないためだが)。それにしても2年越しのコンサートは日程を忘れそうで、また私自身がこの世にいるかも定かでないがたのしみを数多く持つことは良いことだ
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