
夜中に雨音の激しさで目を覚ました。
朝起きると、雨音は小ぶりだった。登山用の雨具で田んぼに向かう。
田んぼには「カルガモ」の夫婦?が先着だった。子連れではなかった。カラスにやられてしまったのか?
三々五々に会員の方たちが集合。田植えは予定通りに無事終了。
雨は上がり、日差しが戻った。家に戻りシャワーを浴びた。禁酒の身ゆえ、冷蔵庫から取り出した冷えた「キリンフリー」がうまかった。
飲み終えると、先日高校時代の友人から、招待を受けたコンサートを思い出した。田植えの予定の為、2時開演に間に合わないことから、断ってしまったのだ。
某大手企業の合唱団の20回記念定期演奏会で、その企業の交響楽団とのジョイントでベートーベンのミサソレムニスの演奏会だった。
私の退職祝いを兼ねての事だったが、もうしわけないと思いつつ、田植えを優先してしまった。
今までの日本の音楽会は、サントリーホールが象徴するように、音楽面では企業の支援なしでは成り立たない状態だろう。企業名をあしらった「カンムリコンサート」が激減したことで、コンサートの客の入りも減りチケットも高くなった。また企業そのものが合併、人員整理で、企業内での文化活動も減少になり、私の通う所沢でのコンサートの客の入りは何時も悲惨な状況だ。そうした中で、合唱団、オーケストラを企業内の文化活動で維持できる企業の有ること自体が素晴らしいと思い、これまでの演奏履歴を知るとなおさら其の思いがした。
文化面も自然環境面も其の国の民度のバロメーターだろう。とおもいつつ、手持ちのCDで、彼が歌っているだろうとおもいつつ「ミサソレムニス」を聴いた。
夜、写真を整理していたら「苗取り作業」の時に椅子代わりに使っていた、「プラスチックの通い箱」の写真を思い出した。

東京では記憶に無いサイダー名「タカラサイダー」の商標を記したものだ。そこにはっきりと(有)榎食品の名が記されていた。すぐにgoogle検索した。
http://www.h5.dion.ne.jp/~pine/enokisyokuhin.html
http://www.h5.dion.ne.jp/~pine/takaracider.html
昔、仕事で3年半、秋田支店に勤務し、酒造メーカーは仕事と趣味を兼ね当時54蔵あったメーカーの大半を訪問したが、サイダーメーカーは六郷湧水の「にてこサイダー」だけだった。
しかも秋田市内の酒処にサイダーメーカーが北海道でも数少なくなった「ガラナ」まで製造しているメーカーさんが現存していることに驚いた。
それにしてもなぜ通い箱が所沢とどまったのが知りたくなった。
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