24日は家を6時に出て、いつもならば15分ホームで待って小手指始発の地下鉄直通の各駅停車新木場駅行きに、座って「癌研有明病院」に行く。しかし、今回はCT検査の予約が9時に入り、それまでに、採尿、採血の検査結果が必要なために8時半に済まさねばならないことから、準急の池袋行きに乗った。幸い池袋まで座れ、仮眠はできた。池袋で地下鉄有楽町線に乗ったが朝の15分の違いは大きく、いつもならばそれこそラッシュアワーのピークとなるところだが、途中の市谷で座れ、有明駅での「ゆりかもめ」への乗り換えもスムーズに流れ、8時に病院に着いた。
採尿・採血の番号札は15番、何とかCT検査のための造影剤の注射の時間の9時に間に合い地下の放射線科に出向く。CT検査そのものは造影剤が体内に循環する時間を待って11時の予約だがこの2時間の待ち時間がこれまで何回も経験したがいつも気分が落ち込む。検査は昼前には終わり解放されたが、検査結果の説明と今後の対応については13時30分の予約の為、病院外出許可を得て診察呼び出しのポケベルを返還して取り合えず病院外に出た。豊洲市場か、展示場前の食堂街か迷ったが、早朝の食事抜きで出てきたことこら腹が空き、近場のワシントンホテルの食堂街に出向いた。しかし以前とは雰囲気が変わり過半が店を閉めている。豊洲市場の食堂街の影響を受けたのだろうか?、しかし引き返すほどの気力もなく、空いていた海鮮丼メインの店に入り、朝食抜きを補うために握り10貫と蕎麦付き定食1280円を注文。食べ終わった後の満足感はなかった。
13時半の検査結果はこれまでの三か月ごとの検査推移からある程度は予想していたが、前立腺癌のマーカーとなるPSA数値が上昇していた。しかしCT検査の結果では骨への癌転移は認められないとのことでちょと安心はした。しかしこれまでのホルモン療法は効果なかったとの結論となり、「手術による、癌細胞の除去」「放射線によるがん細胞消滅」「ホルモン療法によるがん細胞の消滅」はいずれも敗退の3連連敗となった。担当医の先生からは「ビカルタミドを服用される患者さんへ」という小冊子を渡され次回1月21日までにいわゆる化学療法を受け入れるのであれば、承諾書を提出するように言われ、病院を後にした。
本来ならば病院帰りに神保町によって、本屋、スポーツ店を覗きのウインドウショッピングをするのだが、ありがたくないクリスマスプレゼントをもらい、どっと疲れが出てまっすぐ帰宅した。
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