とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

仕事初め 神田明神参拝

2010年01月04日 | 街角散歩
年々、「正月らしさ」が消えていく。何を正月らしさと言うのかは人様々だが、少なくとも昔は「正月休み」として社会全体が休日モードだったが、近年は連休の1つと変わらなくなった。行楽の一つとして初詣が加わったにすぎない。
わが町のスーパーも元旦からの営業だ。特にスーパーの定員さんは主婦の方が多いだろう。子供のお正月は母親のいないおせち料理を食べるのだろうか。そもそも「おせち料理」そのものが死語になりつつある。
人様を言える筋はなく我が家も、国旗掲揚はなく、門松もない。私自身「飲酒運転禁止」でバスを利用したが正月ダイヤの間引き運転に腹を立てる有様だ。
仕事初めの和服姿は見かけない。そもそもわが社も平常出勤だ。ラッシュに和服は着られない。
しかし神田明神は例年のごとく仕事始めはサラリーマンの参拝で境内は身動きできず、入場制限をしていた。
不況のときの神頼み。私自身も景気回復・商売繁盛を願いお賽銭を投げた。

神田生まれの私は、それこそ七五三も神田明神だったが正月に親父とお参りした記憶がない。初詣の記憶は歌舞伎好きの親父に正月興行に無理やりつき合わされ、帰りに深川のお不動さんにお参りしたことを覚えている。なぜか帰りに米屋の羊羹を買ってくれるのがうれしかった。ただなぜ初詣が神田明神でなく深川のお不動さんだったのかは聞くことなく親父は死んでしまった。


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