座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

エタニティー スノー

2015-11-12 22:27:35 | 日記


新品種!

って聞くと、皆さんはどんな花を連想しますか??


胡蝶蘭の場合、そのほとんどが、今までに無い色。

白、ピンク、紅白は当たり前。

赤、黄色、オレンジ、ストライプ。

今ではウチが始めた黒も社会権をもったかな?

本当にさまざまな色が生まれたので、その中間色や2色3色を混在したところまで品種改良はきています。

より大きく、より美しく、より丈夫に作りやすく。


胡蝶蘭はどこへ行くのか??


新しい品種を生み出す育種には終わりは無い。

完成と思ってしまい、進化を自ら終わらせる事は出来るんでしょうけど。

専務もイチ育種家として、育種をどこを目指して行くのか、どこまで行くのかを常に考えています。

究極は「未だ見ぬ究極の蘭を生み出す」

それと、同時に今よりより良い品種を作る。


感覚としては、前者が「育種」、後者が「品種改良」という感覚でいます。

その2つを同時に進めないといけない、それが現状です。


写真の胡蝶蘭は新品種。

エタニティー スノー

最大花直径11cm

アマビリスからスタートした品種改良は、すでに花の大きさでは大輪の目安となる10cmを越えました。

花の形は美しく、輝きのある上品な白。

白く色にも色々とあるのです。

この白は美しい。

葉も美しい。


美しい、という言葉がぴったりな白、咲きました。