

裏話を少し。
内緒話その1。
大会に出品した作品で、実は写真を事前に撮っていたのは、この3本立ての作品だけでした。
わかっていたのか、タマタマだったのか、本当の所は内緒です。
内緒話その2。
業界の人には、怒られるから、絶対に内緒なのですが、実は大賞花(一本当たり30〜33輪)は二番手の花です。
一番手の最高傑作は、先に紹介した、大阪での関西らんフェスタに行ってます。
前の写真を見てもらえばわかりますが、一本当たり40輪以上ついた、恐らくですが、日本最大級の傑作です。
では何故、全国大会に最高傑作を出さなかったのか???
理由1、
関西らんフェスタの担当者でいらっしゃった、大和農園の椙山さんが、お会いはしませんでしたが、電話や書面で三顧の礼で出品を要請、ご尽力いただき、礼に報いるため。
理由2、
大会の審査要領の中に、「商品性」との項目があります。
確かに、花が長い(輪数が多い)と立派だし、技術の高さの証明にはなります。
しかし、長い=美しい、という式は成り立ちますか??
美しさ、バランス、輸送性、全てを考えて、今の専務の考える、
「胡蝶蘭の魅力」。
それを表現するためには、一番手ではなく、二番手がベスト選択、
と考えたから。
理由3、
専務が恥ずかしがり屋さんなので、あまりやり過ぎると、恥ずかしいから。
これが1番の理由ですね。(笑)
こんな生意気な事が、業界の人に知れたら、本当に刺されるので、絶対に内緒です。
以上、裏話でした。