座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

Zns. Murasakikmachi

2015-11-23 22:52:03 | 日記


座間洋らんセンター恒例、年末の洋らんフェアーに向けて、様々な蘭が咲いてきています。

写真は

ジゴニシア ムラサキコマチ

その名の通り、紫色をした美しい蘭です。

寒さに非常に強く、5℃くらいまで耐えられます。

とても咲かせやすい、やさしい蘭で、しかも美しい。

咲いてきたそばから、売れていく人気の蘭です。

今なら花付き株が@1980-となってます!

花は当たり前ですが、紫色の蕾を見ると、咲くのがドキドキ楽しみになる!

洋らん日本代表センターに選ばれました。in羽田空港国際ターミナル

2015-11-22 23:33:10 | 日記


実は今回の全国花き品評会には続きがありました。

日本花き生産者協会の消費拡大のPRで、上位入賞者は作品を寄付して、入賞花は影響力のあるパブリックスペースに展示されました。

テーマは「蘭でおもてなし」


そして、その場所とは


なんと!


羽田空港国際線ターミナル!!


4階の江戸の街並みを再現した商店街のセンター中央の特別な場所です!


日本の洋らんは世界一の品質。

その中でも、全国トップレベルの洋らん達で、日本・東京の空の窓口、羽田空港国際ターミナルの人気スポットで、世界中の人々をおもてなししよう!!

業界の先輩達が、そんな心意気でこの企画を実行してくれました。


オールジャパン、洋らん日本代表。

その日本代表のセンターポジションを座間洋らんセンターの胡蝶蘭が務めています!!






先輩から、羽田空港展示の情報を聞いた専務。

もちろん行って来ました。

出発カウンターを横目にエスカレーターで4階へ。

クリスマスイルミネーションに飾られたキラキラの並木道を通り抜けると、、、



ありました。


神々しいほと美しい洋らん達の夢舞台。

朱色の柱が四方に施された舞台中央に、3鉢の座間洋らんセンターの胡蝶蘭。

世界中の蘭の展示会に足を運ぶ専務ですが、これほど美しい蘭の展示は見たことがありません。





次々に引き寄せられ、足を止める旅人達。

記念撮影をする人々の言葉は、日本語はもちろん、英語、韓国語、中国語、アジアらしき知らない言葉もありました。




インフォメーションも4ヵ国語。

世界の人々を相手に、センター、センター横、センタートップの三ヶ所で、輝くほど美しく、ウチの子達は咲き誇っていました。

涙が出るほど、美しい。

日本の美しさ、

蘭の美しさ、

花の力を、しっかりと確認してきました。

日本代表のセンターポジションの誇り責任を胸にして、この重圧に負けないように、更なる飛躍を専務は約束します。


羽田空港の展示は来月の12月4日まで行われる??らしいです。(またまた聞きの未確認情報)

連休の目的地に、洋らん日本代表の勇姿を見に、是非羽田空港国際ターミナルへ行ってみてください。

きっと感動します!



追伸 AKB48の歴代センターの重圧が、ほんの少しわかった専務でした。(笑)


農林水産大臣賞っ!受賞しました!

2015-11-21 01:17:50 | 日記


このところ、ブログ更新を怠ってしまい、お待たせしていた事、深くお詫び申し上げます。m(_ _)m

理由は、今日行われた 日本花き生産者協会 洋らん部会 主催の 全国花き品評会への出品準備のためでした。

年に一度の、洋らん生産者の日本一を決める全国大会。

挑戦を諦めない、夢とロマンの専務。

スタッフ一丸となって、座間洋らんセンターは全力で挑みました。


結果


1年ぶり4度目の日本一!

この六年間、1位、3位、1位、1位、2位、1位と常にベスト3を獲得してきた専務。


今回の詳細は

農林水産大臣賞
農林水産省生産局長賞
農林水産省関東生産局長賞
金賞×5点 (歴代最多)
ベストカテゴリー賞×2(B.D)


東日本支部長曰く

「加藤君の大会だった。次回は打倒、座間洋らんセンターでみんな頑張ってください。」


、、、



皆さん、買いかぶりすぎです。

またまだ、全然ダメな専務です。

もっともっと綺麗な蘭を咲かせたい!

もっともっと上手に蘭を咲かせたい!

もっともっと蘭で人を喜ばせたい!

真剣に専務は思ってます。

究極の蘭を咲かせる!という名の旅はまだまだ終わりそうもありません。

明日は早朝から授賞式と挨拶にまたまた東京まで行ってきます!





エタニティー スノー

2015-11-12 22:27:35 | 日記


新品種!

って聞くと、皆さんはどんな花を連想しますか??


胡蝶蘭の場合、そのほとんどが、今までに無い色。

白、ピンク、紅白は当たり前。

赤、黄色、オレンジ、ストライプ。

今ではウチが始めた黒も社会権をもったかな?

本当にさまざまな色が生まれたので、その中間色や2色3色を混在したところまで品種改良はきています。

より大きく、より美しく、より丈夫に作りやすく。


胡蝶蘭はどこへ行くのか??


新しい品種を生み出す育種には終わりは無い。

完成と思ってしまい、進化を自ら終わらせる事は出来るんでしょうけど。

専務もイチ育種家として、育種をどこを目指して行くのか、どこまで行くのかを常に考えています。

究極は「未だ見ぬ究極の蘭を生み出す」

それと、同時に今よりより良い品種を作る。


感覚としては、前者が「育種」、後者が「品種改良」という感覚でいます。

その2つを同時に進めないといけない、それが現状です。


写真の胡蝶蘭は新品種。

エタニティー スノー

最大花直径11cm

アマビリスからスタートした品種改良は、すでに花の大きさでは大輪の目安となる10cmを越えました。

花の形は美しく、輝きのある上品な白。

白く色にも色々とあるのです。

この白は美しい。

葉も美しい。


美しい、という言葉がぴったりな白、咲きました。

井上先生の予言

2015-11-10 23:12:24 | 日記


久しぶりに専務、外出!

東京、晴海トリトン、アマチュア団体主催の秋の蘭展です。

出荷後、ダッシュで駆けつけ、3時間の滞在でしたが、沢山と勉強してきました。

色々な蘭達が集まる蘭展は、やっぱり専務の心がオドリます!


沢山の蘭達との出合い、沢山の人達との情報交換。

情報化社会、IT社会と言われますが、花の世界は実際に見ないと感じないと、わからない事ばかりです。


「加藤はフットワークで勝負だな。」


東京農業大学の2年生の頃、花き研の先生であった井上先生に言われた言葉です。

大学時代から日本、世界と飛び回っていた私は、かなり大学で異端児でした。

しかも、行くところ行くところ蘭ばかり。

スイトピーの世界に革命を起こした井上先生。きっと「実感」の意味を分かられていたので、その言葉が出たんだなと、卒業して14年も経ってわかりました。

教え子の10年20年先を見据えていた井上先生の偉大さが今頃わかりました。

一生勉強の専務でした!!