ひとりごと

まあ日記みたいなもんですわ…

キャブのOH

2007-12-24 23:37:58 | Weblog
今日はまず家のスクーター(Dio)のキャブのOHに着手。

点検するのを思い立ったのは
気温が低い時にエンジンを起動するとオートチョークが作動
するのだがその際に30秒~1分程アイドリングさせた
あとに走り出すと交差点などで一時停止した直後にエンジン
ストールするという症状が発生。(去年の冬も発生している)
その後にエンジンが掛かりにくくなり難儀するという
状態が去年に続き今年も発生していることからです。
一度ブン回して暖まってしまえばその後は問題ないので
キャブ(特にスターターとスロー系)を点検することと
しました。
各部ノーマル、エアクリも半年程前に新品交換しています。
(ちなみに冬季以外は問題なし)

写真①:分解前
 プーリーカバーの上側にタール状のものとそれによる砂埃の付着
 あり。(オイル漏れとかはとくに見られずキャブの吹き返しか?)
 12年間の蓄積(爆)

写真②:エアクリ外したところ
 エアクリ側のインシュレータが12年の歳月&冬季で気温が低いためか
 硬くて外れにくかったです。ドライバ差し込んでその隙間にCRCや
 キャブクリーナ適当に吹いて潤して地道にコキコキと動かしてると
 無事外れました。
 その後、燃料ホースやオイルホース、キャブのトップキャップ(ニードル
 が付いてくる部分)外してインマニ側のボルト外してキャブの取り外し。
 そして、オートチョークのユニット外していよいよキャブの分解。
 インマニ側はエンジンにゴミが入らないようテープ養生。

写真③:キャブの分解
 最初に、キャブクリーナとパーツクリーナでキャブの外周りの汚れを洗浄。
 その後、内部分解、ジェット類の取り外し。
 内部もキャブクリーナとパーツクリーナ使って洗浄。
 普段乗ってるだけあって見ため的に内部は綺麗で
 特に詰まってる感じは無いが、スロー系やスターター系の通路を念入り
 に洗浄しました。
 プーリーカバー上の堆積物も清掃しました。

写真④:キャブの組み立て
 分解した逆の手順で組み立てます。
 ジェット類のネジ山にはテフロングリスを薄く塗布。
 フロートチャンバーカバー等のネジ山にはモリブデングリス
 塗布しました。

写真⑤:復旧
 キャブをインマニに取り付け後、気分的にキャブのボア内部に
 CRCを少し吹き込み、その後にエアクリ取り付け。
 負圧コックなので キーOFFのまま15回程キックしてその
 後、ONにて一回のキックで起動。

 試運転ではオートチョークが作動せず(気温がそこまで低くないと
 思われます)特に問題なく走れたので再現性なし。
 後日もっと気温が低いときに状況確認してみます。←これで再発する
 ようならエアスクリューやアイドルスクリューの微調整となるかも?
 それで駄目なら十分に暖気運転してから乗るしかないかも。
 エンジンが暖まるまでなのでチョット濃い目なのかな?

写真⑥
 キャブのOHが終わったあと、アル号をスタッドレスタイヤに交換しました。 





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