物には固有色と呼ぶものがあります
りんごと言えば赤色とか 象さんと言えばネズミ色とか
そのものが所有している独特の色を物の固有色と言います
食品のパッケージデザインなどはこの固有色を上手に取り入れます
そしていかにもその商品が新鮮でおいしそうにデザインします
しかし このごろでは競合するメーカーや商品が乱立しているためにか
他社商品よりひたすら目立つために固有色を使わない
デザインも時折みかけますが目立つだけではやはり
消費者に購入されることには結びつかないと思います
やはり悪目立ちでは好感度は上がらないのではないでしょうか
固有色について消費者サイドに立った場合
ファッション関係ではむかしでは考えられないほどの
カラーバリエーションが豊富に作られています
これは個人個人の個性を表現するには他の人とは違う
自分だけの色を意識している人が増えたのではないでしょうか
人間にもまさに個人個人の固有色がありますね
それこそが肌の色だと思います
だからこそ 洋服はその人の肌色と合うかが重要なポイントだと思います
茶色系の似合う人の肌色はやはり違和感が無い肌色だからでしょう
まさに色は対比によって良くも悪くもなるものです
実際には悪い色とか良い色はありません
あくまでも色の合わせ方でよくも悪くもなってしまいます
色の配合は同系色で合わせたり
色の彩度を微妙に合わせたり 反対の色を少量合わせたり
合わせる色の面積を変えて調整したり 色の調子を上げたり下げたり
まさに いろいろ試してみると楽しい物です
やはり色合わせの勉強は自然が教えてくれる事が多い物です
四季折々の色の移り変わりとか 自然に咲いている花とか
自然界にいるいる動物等もまさに配色の教科書そのものです。