あなたから一番遠いブログ

自分が生きている世界に違和感を感じている。誰にも言えない本音を、世界の片隅になすりつけるように書きつけよう。

ネットリテラシー

2014年03月02日 18時35分07秒 | Weblog
 この話は書くべきか書くべきでないのか悩んだのだが… ひと言だけ触れておくことにする。そういうわけで、分からない人には全く分からないと思うがご了承願いたい。
 ネットによるイジメは非常に陰険で深刻だ。それはイジメる側が匿名であることや、一度書き込まれた情報が半永久的に消えないということも要因の一つだ。本来的にはサイトを作る者や書き込みをする者の責任で、サーバー側はいわば被害者である。しかしそれがイジメとか差別、誹謗中傷、言葉の暴力であると分かっていながらその書き込みを削除しなかったら、サーバー側も共犯と言われても仕方ないところがある。
 ただ、それがイジメなのかどうか、犯罪性があるのかどうか、微妙な場合にはサーバーの管理者は悩むだろうなぁと思う。

 実は当ブログにも非常に微妙なのだが、イジメなのかもしれない書き込みがある。表面上は全くイジメの要素はない。ほとんどの人はその問題に全く気づかないだろう。ぼく自身それが意図されずに書かれたものなのか、意図的なものなのか、意図されたとしてもどれほどのどういう意図があるのか、想像はしうるにしても結論づけることが出来ない。
 そうしたコメントを消すことは可能だけれど、もし書き込んだ人が善意の人で、全くの偶然でイジメ的ともとれる書き込みになってしまったのかもしれない。さらに言えばそのことを公然と指摘することがかえってイジメを拡散することになってしまうかもしれないし、自由な言論に対する妨害になるかもしれない。

 最近、リベラルや左翼的な立場を取る人たちの中の一部で、「レイシストになる自由も保証されるべきか」という議論が起きている。「ヘイトスピーチ」も言論の自由なのかという議論もある。
 おそらく右翼やレイシスト、権力的な人たちなら議論の余地もなく、自分の立場と違う発言は抹殺しても良いと判断するのだろうが、言論の自由、反対者の意見の尊重が重要だと考える立場の者にとっては、それは軽い問題でも簡単な問題でもない。

 もし何かアドバイスをいただける方がいたら、ぜひ御意見をいただきたい。

コメント
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