CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-158「ラ・ヨローナ 彷徨う女」(グアテマラ)

2020年09月22日 21時42分35秒 | グアテマラ映画
あなた、何歳なの
 内戦が長きにわたって続いていたグアテマラでも、1980年代初頭の数年間はとくに多くの犠牲者を出した暗黒の時代だった。
 それから30年が経ち、当時将軍だったエンリケは虐殺を指揮したとして裁判にかけられることに。やがてエンリケは夜な夜な女の泣き声に苦しめられ、メイドたちも次々と屋敷を去っていく。
 そんな中、新たなメイドとして若くて美しいアルマがやって来るが。(「allcinema」より)


 中南米に伝わる伝説〝ヨローナ〟をモチーフとしたサスペンス・ホラー。
 グアテマラ映画ということで、これまでグアテマラ作品って、観たことなかっただろうな。

 昨年も同じ伝説を題材とした「ラ・ヨローナ 泣く女」というホラーが公開されたが、作品の雰囲気は全く違うものだった。

 長く内戦が続いたグアテマラ。
 1980年初頭、将軍であったエンリケは虐殺を命じたということで、裁判にかけられることとなっていた。

 そんな中、エンリケは夜中に女性の泣き声に苦しめられるようになる。

 そんな状況に恐怖を感じたメイドたちは次々と辞めていく。

 そこへ新たなメイドとしてアルマという女性がやって来るが、どことなく怪しげな雰囲気を持った女性。

 果たして、アルマという女性は何者かのか。エンリケが耳にする女性の泣き声の正体は何なのか。

 エンリケは夜な夜な泣き声を耳にするが、そこで何モノかに襲われるという展開にはなかなかならない。

 同時に展開されるのは、大量虐殺指示に関するエンリケの裁判に関して。

 少々、眠りに落ちそうになる展開であったな。

 クライマックスとなって、ようやくアルマの正体らしきものが判り、ことが展開する。

 この結末も思ったよりも、何かを理解する間もなく、アッという間の展開だったな。

 伝説をモチーフとした作品だったが、ホラーの怖さをほとんど感じない作品だった。

/5

監督:ハイロ・ブスタマンテ
出演:マリア・メルセデス・コロイ、マルガリータ・ケネフィック
   サブリナ・デ・ラ・オス、フリオ・ディアス、マリア・テロン
   アイラ=エレア・ウルタド、フアン・パブロ・オリスラゲル
於:新宿シネマカリテ

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