CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-007「ダーク・ワールド POWER覚醒」(ロシア)

2025年01月13日 01時50分43秒 | ロシア映画

君は最強になるべき人だ

 人間の感情や行動をコントロールできる、「エマー」と呼ばれる特殊能力者たち。

 人を愛したり痛みを感じたりすることができない彼らは、自分に欠けた感情を他人から摂取して生きている。彼らは同じエマーである仲間を見つけるため、人間の感情をコントロールするアプリを開発するエムロン社に協力していたが、エマーのリーダーであるグレブが力の使い過ぎで倒れてしまう。

 そんな中、エマーの若者デニスは、エマーの未来を変える可能性を持つ少女カチャの存在を知り、彼女のもとへ向かう。

 カチャはデニスと出会ったことで、さまざまな感情やエマーとしての能力に目覚めていくが。(「作品資料」より)

監督:アレクセイ・ポポグレブスキー

 

 特殊能力を持つ者たちの話。

 人間の感情と行動を支配することのできる特殊能力者たちはエマーと呼ばれている。

 彼らは感情が欠落しており、それを他者から補っている。

 リーダー格であるグレブは、自分の娘を見つけるため、エマーを利用してビジネスを展開するエムロン社に協力している。

 グレブの娘、カチャの居場所が判り、デニスという青年が彼女の元へ向かい、カチャをグレブの元へ連れていこうとする。

 しかし、カチャを狙う者たちが2人に迫ってくる。

 最強の特殊能力者となり得るカチャが狙われる中、彼女が覚醒していくという展開は興味深かったが、感情を色で表すというのが今ひとつ判り辛かっな。

 そしてカチャが全てのエマーの救世主になるというところも判り辛かった。

 カチャは最初あらゆる感情を持っていなかったが、デニスと出会ったことで様々な感情を持つようになり、それが能力を覚醒させるトリガーとなっているよう。

 そしてそのパワーを手に入れようとする者たち。

 カチャが能力を覚醒させるのか、その行き着く先は興味深いファンタジー・アクションであった。

 ラスト・シーンは続編を示唆しているのかな。

 それとも決着したのか。

 モスクワなどを舞台としたロシア映画であったが、台詞は全て英語。

 吹き替えだったのかな。

/5

出演:シモナ・クスト、イヴァン・イヴァショフ、フィリップ・ヤンコフスキー、アリスタルク・ヴェネス、ターシャ・ツヴェトコワ

於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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