君は最強になるべき人だ
人間の感情や行動をコントロールできる、「エマー」と呼ばれる特殊能力者たち。
人を愛したり痛みを感じたりすることができない彼らは、自分に欠けた感情を他人から摂取して生きている。彼らは同じエマーである仲間を見つけるため、人間の感情をコントロールするアプリを開発するエムロン社に協力していたが、エマーのリーダーであるグレブが力の使い過ぎで倒れてしまう。
そんな中、エマーの若者デニスは、エマーの未来を変える可能性を持つ少女カチャの存在を知り、彼女のもとへ向かう。
カチャはデニスと出会ったことで、さまざまな感情やエマーとしての能力に目覚めていくが。(「作品資料」より)
監督:アレクセイ・ポポグレブスキー
特殊能力を持つ者たちの話。
人間の感情と行動を支配することのできる特殊能力者たちはエマーと呼ばれている。
彼らは感情が欠落しており、それを他者から補っている。
リーダー格であるグレブは、自分の娘を見つけるため、エマーを利用してビジネスを展開するエムロン社に協力している。
グレブの娘、カチャの居場所が判り、デニスという青年が彼女の元へ向かい、カチャをグレブの元へ連れていこうとする。
しかし、カチャを狙う者たちが2人に迫ってくる。
最強の特殊能力者となり得るカチャが狙われる中、彼女が覚醒していくという展開は興味深かったが、感情を色で表すというのが今ひとつ判り辛かっな。
そしてカチャが全てのエマーの救世主になるというところも判り辛かった。
カチャは最初あらゆる感情を持っていなかったが、デニスと出会ったことで様々な感情を持つようになり、それが能力を覚醒させるトリガーとなっているよう。
そしてそのパワーを手に入れようとする者たち。
カチャが能力を覚醒させるのか、その行き着く先は興味深いファンタジー・アクションであった。
ラスト・シーンは続編を示唆しているのかな。
それとも決着したのか。
モスクワなどを舞台としたロシア映画であったが、台詞は全て英語。
吹き替えだったのかな。
/5
出演:シモナ・クスト、イヴァン・イヴァショフ、フィリップ・ヤンコフスキー、アリスタルク・ヴェネス、ターシャ・ツヴェトコワ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます