たとえ人生最後の40ドルだとしても
記録的な猛暑となったニューヨーク。治安の悪化により、暴徒と化した市民が至るところで略奪を繰り返し、さらに女性ばかりを狙う連続殺人鬼の出現が、街に暗い影を落としていた。
ブロンクスに暮らす女流作家ジューンは、カウンターカルチャーの旗手として輝かしいキャリアを築いてきたが、ある事件をきっかけで筆を折って以来、外界と隔絶し、自宅に閉じこもっていた。
そんなある日、ジューンが暮らすアパートのブザーがけたたましく鳴り響く。
一体、訪ねてきたのは誰なのか? だがそのブザーは、彼女を待ち受ける地獄の始まりにすぎなかった。(「KINENOTE」より)
「ダイバージェントFINAL」にも出演していたナオミ・ワッツ主演のサイコ・スリラー。
ナオミ・ワッツ演じるジューンは、作家として名を馳せていたが、何かしらの事件がきっかけで引き籠り生活を送っている。
ごみを出しにいくことも出来ず、窓から落としたりしているが、その窓を覗くことも怖がっているよう。
折しも、世間では連続殺人事件が報じられるなど、治安の悪化をたどる一方。
更に、何度もジューンの部屋のブザーが鳴らされるが、その犯人はなかなか判明しない。
どんどん心を壊していくように見えるジューン。
物語は、ジューンの部屋だけで展開するシチュエーション・スリラーとなっている。
妹やデリバリーを行う青年などが訪問したりして、その対応は何とか行うようではある。
正直、判り辛い部分の多い作品で、ジューンが心を壊していく理由や、ブザーを押す犯人などもなかなかハッキリしない。
話がどこへ向かっていくのかも図りかねたな。
クライマックスは暴動が起こり、外は暴力と退廃が渦巻くこととなるが、ある理由からジューンは家を恐る恐る出る。
ほとんどナオミ・ワッツの一人芝居で、それなりに魅せてくれるが、話の展開としては判り辛いスリラーであった。
/5
監督:アリステア・バンクス・グリフィン
出演:ナオミ・ワッツ、ジェニファー・イーリー
エモリー・コーエン、ケルヴィン・ハリソン・Jr
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
記録的な猛暑となったニューヨーク。治安の悪化により、暴徒と化した市民が至るところで略奪を繰り返し、さらに女性ばかりを狙う連続殺人鬼の出現が、街に暗い影を落としていた。
ブロンクスに暮らす女流作家ジューンは、カウンターカルチャーの旗手として輝かしいキャリアを築いてきたが、ある事件をきっかけで筆を折って以来、外界と隔絶し、自宅に閉じこもっていた。
そんなある日、ジューンが暮らすアパートのブザーがけたたましく鳴り響く。
一体、訪ねてきたのは誰なのか? だがそのブザーは、彼女を待ち受ける地獄の始まりにすぎなかった。(「KINENOTE」より)
「ダイバージェントFINAL」にも出演していたナオミ・ワッツ主演のサイコ・スリラー。
ナオミ・ワッツ演じるジューンは、作家として名を馳せていたが、何かしらの事件がきっかけで引き籠り生活を送っている。
ごみを出しにいくことも出来ず、窓から落としたりしているが、その窓を覗くことも怖がっているよう。
折しも、世間では連続殺人事件が報じられるなど、治安の悪化をたどる一方。
更に、何度もジューンの部屋のブザーが鳴らされるが、その犯人はなかなか判明しない。
どんどん心を壊していくように見えるジューン。
物語は、ジューンの部屋だけで展開するシチュエーション・スリラーとなっている。
妹やデリバリーを行う青年などが訪問したりして、その対応は何とか行うようではある。
正直、判り辛い部分の多い作品で、ジューンが心を壊していく理由や、ブザーを押す犯人などもなかなかハッキリしない。
話がどこへ向かっていくのかも図りかねたな。
クライマックスは暴動が起こり、外は暴力と退廃が渦巻くこととなるが、ある理由からジューンは家を恐る恐る出る。
ほとんどナオミ・ワッツの一人芝居で、それなりに魅せてくれるが、話の展開としては判り辛いスリラーであった。
/5
監督:アリステア・バンクス・グリフィン
出演:ナオミ・ワッツ、ジェニファー・イーリー
エモリー・コーエン、ケルヴィン・ハリソン・Jr
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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