CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-264「グランツーリスモ」(アメリカ)

2023年10月15日 23時11分56秒 | アメリカ映画
ケニー・Gで沸いた怒りを解き放て
 ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競いあわせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。
 そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた。
 想像を絶するトレーニングや数々のアクシデントを乗り越え、ついにデビュー戦を迎える彼らだったが。(「作品資料」より)


 プレイステーションのゲームを題材に、実写映画化したレーシング・アクション。

 レーシング・ゲームのチャンピオンが実際のレースに挑戦するという話。

 台湾映画でも「スリングショット」という、ゲーマーがレースに挑戦する作品があり、未鑑賞だが、日本でも野村周平主演で同じような話の作品があったと思う。

 本作の冒頭に〝実話に基づく〟というテロップがあり、何が実話なんだろうと思ったが、主人公のヤン・マーデンボローは実在の人物で、ゲームから本当のレーサーになったらしい。

 絵空事の話ではなかったんだな。

 そんなヤンが、ゲームで優秀な成績を収め、レーサーを養成するGTアカデミーに参加する。

 本物のレースの過酷さを体験、乗り越えていく様が描かれる。

 レーサーに挑戦できるのは、ただ一人という最後のレース。

 そして、日産と契約するために期日までにレースで3位以内を取らなければならない戦い。

 ゲーマー上がりのレーサーを認めようとしない者たちに対して、認めさせるために挑戦する、24時間耐久のレース、ル・マンへの挑戦。

 それぞれが、ギリギリの戦いとなり、レース・シーンは緊張感が高まる展開。

 最初は、ヤンのレーサーの夢を認めていなかった父親との関係、そして元レーサーで、指導を担うジャックとの関係を描いたりしながら物語は展開する。

 無謀とも思える挑戦を描き、話としては面白かったし、レース・シーンは緊張感も高まり、惹き込まれる一本だった。

/5

監督:ニール・ブロムカンプ
出演:デヴィッド・ハーパー、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ、ジェリ・ハリウェル・ホーマー、ジャイモン・フンスー、平岳大
於:TOHOシネマズ池袋

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