CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-265「コカイン・ベア」(アメリカ)

2023年10月16日 22時27分47秒 | アメリカ映画
木を登れるんだ
 1985年。運び屋アンドリューはセスナ機に積んだ大量のコカインをジョージア州の森に投下するが、自分自身も誤って落下し死んでしまう。雇い主の麻薬王シドは、信頼するフィクサーのダヴィードにコカインの回収を命じる。
 一方、絵を描くことが大好きな13歳の少女ディーディーは友人と学校をサボって森へ向かうが、そこで大量のコカインを食べて凶暴になったクマに遭遇。
 麻薬王一味、子どもたちとその母、警察、レンジャーら、それぞれの思惑が絡みあい、事態は思わぬ方向へと転がっていく。(「作品資料」より)


 1985年、墜落した麻薬輸送機から紛失したコカインをクマが食べてしまったという出来事を基に製作されたパニック・サバイバル。

 こちらも冒頭に〝実話に基づく〟とテロップが出る。

 麻薬輸送機から大量のコカインを森に投下し、自らも飛び降りようとした運び屋が、ちょっとしたミスでそのまま落ちて死んでしまう。

 そんな始まりからしてコミカルな要素が強い作品。

 大量のコカインが投下された国立公園の森に、それを回収しようとするギャングと、学校をサボって森に出かけた娘を捜す母親、そして森を管理するレンジャーや捜査する刑事たちが入っていく。

 そこで、彼らはコカインを食べてハイになったクマに襲撃されることになる。

 コミカル・テイストではあるが、クマに襲われた者たちの姿は凄惨なもので、ホラー・テイストも強かったな。

 クマではなく、銃弾によって命を落とす者もいるが、笑っていいのやら微妙であったな。

 ハイになったクマの様子は、人を襲うのとは別に、ちょっとおかしな行動を見せたりする。

 果たして、クマに襲われた少年、少女たちは無事逃げ延びられるのか。

 コカインを回収しようとするギャングたちは、クマの襲撃を逃れられるのか。

 ちょっと捻ったサバイバル・パニックで、面白い一本であった。

 この後、どうなるのだろう。

 コカインを回収しようとする麻薬王、シドを演じたのが昨年亡くなったレイ・リオッタ。

 本作でも哀悼のテロップが流れたな。

/5
 
監督:エリザベス・バンクス
出演:ケリー・ラッセル、オシェア・ジャクソン・Jr.、オールデン・エアエンライク、イザイア・ウィットロック・Jr.、クリストファー・ヒヴュ、マーゴ・マーティンデイル、レイ・リオッタ
於:TOHOシネマズ池袋

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