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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-031「ザ・ヴォイド」(カナダ)

2018年02月02日 01時29分20秒 | カナダ映画
死は終わりではない
 保安官ダニエルは深夜のパトロール中、閑散とした道路に立つ血まみれの男を目撃する。その男を追って人里離れた田舎の病院にたどりついたダニエルは、そこにいる患者と病院関係者が何か人間ではないものに変身しようとしているのを目撃する。
 そんななか、銃を持った中年男と斧を持った若者が病院内に乱入し、怪物を倒すが、人間たちにも好戦的な態度を取る。さらに病院の外は、大型ナイフを持った白装飾のカルト集団に包囲されてしまう。
 病院の内外で怪物とカルト集団がうごめき、人間たちにも誰が敵か味方か分からない疑心暗鬼が渦巻くなか、ダニエルは生き残った人間たちを率いてその病院から脱出しようとするが。(「KINENOTE」より)


 深夜の病院内。凶器を持った男たちが侵入し、周囲を白装束の男たちが取り囲み、更に院内では人間が突然怪物に変異し、襲ってくる。

 果たして、誰がどんな目的を持っているのか、そして誰が味方となるのか判らない中、生き残るため奮闘する人々の姿を描いたホラー・サスペンス。

 カルトの集団が建物を取り囲むというのは、「ジャッカルズ」を思い出させる展開であったが、そんな恐怖にとどまらず、院内では突然人間が変異した怪物が襲ってくるというホラー要素もあり。

 保安官のダニエルが助けた男を追ってきた二人の男は、凶器を持って院内に侵入してくるが、怪物を見て驚きながらも倒す。

 しかし、男たちは院内にいるダニエルたちにも敵意を見せる。

 まだ怪物がいるかもしれない恐怖の中、敵意を見せる男たちを何とか説得しながら、カルト集団に包囲された病院からの脱出法を見つけ出そうとするダニエル。

 果たして怪物の正体は、そしてカルト集団の目的は。


 クリーチャーの正体が何なのか気になるところであったが、ある事件が起こってから、徐々にその正体、黒幕が明らかになっていく。

 最初はサスペンスの雰囲気を見せながら展開するが、ホラー要素が徐々に上がっていく。

 最終的には、やっぱりカルト的な様子を見せながら、生と死に対する独自論、神の領域を越えていこうとするような話になっていく。

 終盤は加えてSF的な展開、雰囲気になっていったな。

 基本的には閉じ込められる形となる病院内での怪物との対決、そして怪物を生み出したものの理由とその対決を描いたホラー・サスペンス。

 ちょっと捉えどころのない話ではあったかな。

/5

監督:ジェレミー・ギレスピー、スティーヴン・コスタンスキ
出演:アーロン・プール、キャスリーン・マンロー、ケネス・ウエルシュ
    エレン・ウォン、アート・ヒンドル、ダニエル・ファーザーズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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