CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-030「ファースト・キル」(アメリカ)

2018年02月01日 01時49分04秒 | アメリカ映画
もうお断りだ
 仕事人間のウィルは、ある日、息子のダニーが学校でいじめられていることを知り、久々の休みに妻とダニーを連れて故郷のペンシルバニア州へと向かう。かつて自分が父と楽しんだ鹿狩りを、息子と初めて楽しむためだった。
 森へ入ったウィルとダニーだったが、そこで偶然、争うふたりの男と殺人を目撃。さらに、ダニーを人質にとられてしまったウィルは、犯人を追うことを決意する。
 協力を買って出たのは、地元の警察署長ハウエル。しかし、彼はウィルが何かを隠していると睨んでいた。(「KINENOTE」より)


 いじめられがちの11歳の息子、ダニーを元気付け、逞しくしようと考え、故郷の町へとやって来るウィル。

 そこでウィルは、ダニーと共にライフルを手にし、シカ狩りのため森の中へ向かう。

 しかし、森の中でいがみ合う二人の男を目撃。そのうちの一人が相手を銃撃、更に目撃していたウィルとダニーにも発砲し始め、ウィルは息子を護るため、相手を撃ち殺す。

 その相手が警官であったことが判り、更に銃撃された男は、町で発生した銀行強盗の犯人であることが判り、その男にダニーを人質に捕られてしまう。

 ウィルはダニーを取り戻すため奮闘する。

 
 ウィルを演じたのが、久々に見た、「スター・ウォーズ」シリーズのヘイデン・クリステンセン。
 そして、「バッド・ウェイヴ」で久々の主演を果たしたブルース・ウィリスが町の警察署長、ハウエルを演じ、脇を固めている。

 ウィルが射殺した相手が警官だったことから、他にも警官が、特にハウエルが絡んでいるんじゃないかなという怪しげな雰囲気が最初からふんぷんしていたな。

 もちろんハウエルは、銀行強盗犯を追っている姿を見せているのだが。


 ウィルが息子を取り戻すため奮闘する姿を描くと共に、ダニーの方も大きな試練に直面し、更に強盗犯が意外と善良で、ダニーを励ますような言葉をかけ、それによってダニーも心が成長していくという展開。

 原題も「ファースト・キル(最初の殺し)」なので、もしかすると最後にダニーが敵を殺して終わるのではと思ったな。

 まあ、ウィルにとっても最初の殺人ということにはなるが。


 親子が犯罪に巻き込まれ、父親が息子を助け出そうとする展開や、強盗犯の裏にいる黒幕など、王道的なサスペンスという感じではあったが、展開的には面白い作品だった。

/5

監督:スティーヴン・C・ミラー
出演:ヘイデン・クリステンセン、ブルース・ウィリス、ゲシン・アンソニー
    メーガン・レナード、タイラー・ジョン・オルソン、シェイ・バックナー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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