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彼女にとってはただの宝物だった
1938年。考古学者インディは富豪ドノヴァンから、キリストの血を受けた聖杯の捜索を依頼される。最初は渋っていたインディだったが、行方不明になったという前任者が自分の父ヘンリーだと知り引き受けることに。
ベネチアで父の同僚シュナイダー博士と合流したインディは、父から託された聖杯日誌を頼りに、聖杯の在り処を示す手掛かりをつかむが。(「作品資料」より)
1989年製作、日本公開も同じ年。
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」に続くシリーズ第3弾。
こちらも〝午前十時の映画祭14〟にて公開され、劇場初鑑賞。
キリストの血を受けた聖杯を探すためベネチアへ旅立つインディ。
それは、同じく聖杯の探索に乗り出し、行方不明となってしまった父、ヘンリーを捜す冒険でもあった。
ベネチアで父親と共に聖杯を探していたシュナイダー博士と落ち合ったインディは、早速父と聖杯の探索に乗り出す。
早々にベネチアの図書館で謎解きを開始するインディ。
今作はしっかり謎を解きながら、お宝を捜索する様子が描かれていたな。
もちろんアクション・シーンもふんだんであるが、前作と違ってコントのような感じはなかった。
コミカルなシーンは差し挟まれてはいるが。
疎遠となっていた父親との関係、繋がりを描く展開でもあった。
シュナイダー博士の正体などお約束の展開であったが、エンターテイメントとして面白いアクション・アドベンチャーであった。
父親、ヘンリーを演じたのは、「アンタッチャブル」等のショーン・コネリー。
それは当時の話題になっていたので知っていたが、冒頭で少年時代のインディの活躍が描かれ、その少年時代を演じていたのは、「スタンド・バイ・ミー」のリバー・フェニックスだったんだな。
こちらに感慨を受けたな。
/5
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、デンホルム・エリオット、アリソン・ドゥーディ、ジョン・リス=デイビス、ジュリアン・グローバー、リバー・フェニックス、マイケル・バーン
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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