CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-221「殺る女」(日本・アメリカ)

2018年11月11日 01時44分06秒 | 日本映画
そんなの死んだやつにしか判らない
 凄腕の殺し屋・愛子は、幼い頃、両親を殺害した“腕にサソリのタトゥーを持つ男”を探し続けていた。
 一方、孤児院育ちの看護師・加賀由乃は、勤務先の医師に想いを寄せながらも、心に闇を抱えていた。そして、元暴力団員でありながら、今は足を洗い、家族と共に堅実に生きる由乃の兄・加賀俊介。
 そんなある日、俊介は孤児院仲間の罠に落ち、家族や由乃を巻き込む事態に直面する。この事件が、愛子と幼い頃の愛子に似た加賀の一人娘・カナの出会いを呼び、運命を狂わせてゆく。
 バラバラだったはずの愛子、由乃、俊介。それぞれの人生が重なり、翻弄されてゆく3人。そして、愛子の復讐劇の果てに訪れる衝撃の結末とは?(「KINENOTE」より)


 凄腕の殺し屋、愛子。
 殺しを続けながら、両親を殺した、腕に蠍のタトゥーがある男を捜している。

 孤児院育ちの加賀由乃と兄の俊介。
 俊介には妻と幼い娘、カナがいたが、かつての仲間に騙され、妻を失ってしまう。

 そんな場所で、殺し屋として居合わせた愛子は、俊介の腕に蠍のタトゥーを見る。

 果たして、愛子の両親を殺したのは俊介なのか。


 愛子は、かつて両親を殺されたという過去を持ち、そこから殺し屋となった非情な女性。

 由乃はどこか心に闇を抱えているような様子。

 そして俊介は、暴力団から足を洗い、妻と娘、カナと暮らしていている。

 そんな3人の運命が交錯していく話。

 

 兄を愛子に殺された由乃が、愛子に復讐を仕掛けるような展開になるかと思ったが、由乃の凶行は別の方向に向けられる。

 人情話っぽくなっていたが、それを吹き飛ばすような愛子のクールさ。

 由乃の運命も呆気なかったが、ラストも呆気ない幕切れだったかな。

 
 プロローグとエピローグはアメコミ風の映像で綴られる。
 カナは愛子と同じ運命を辿ることになるのかな。

/5 

監督:宮野ケイジ
出演:知英、武田梨奈、駿河太郎、篠原篤、藤田りんか、ニコラス・ペタス
   中尾隆聖、黒田アーサー、サヘル・ローズ、和希沙也、松本大志、日向丈
   水石亜飛夢、江口祐貴、伊崎右典、清水一哉、玉代勢圭司、山優香、シャリース
於:シネ・リーブル池袋

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