CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-189「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」(アメリカ)

2020年11月17日 00時54分28秒 | アメリカ映画
大学に行って、ダサくならないでね
 卒業式を翌日に控えた大親友の女子高生モリーとエイミー。高校生活の全てを勉学に捧げてきたモリーは、苦労の甲斐あってみごと一流大学の切符を手にし、遊んでばかりの同級生たちを見返してやったと思ったのも束の間、パーティー三昧だった彼らも一流の大学に進むと知りショックを受ける。
 高校生活でやり残したものの大きさを痛感し、何としてでも取り戻さねばとエイミーを説得、呼ばれてもいない卒業パーティーに2人で乗り込もうとするのだったが。(「allcinema」より)


 高校生活を勉学に捧げてきたモリーは、遊んでばかりいたように見えた同級生たちが、自分と変わらぬくらいの進路に進むと知り、ショックを受ける。

 モリーは高校生活でやり残したものを取り戻そうと、親友のエイミーを誘い、卒業式前夜のパーティに呼ばれてもいないが、参加しようとする。

 そんな二人の一夜の奮闘と騒動を描いた青春コメディ。

 監督は、「リチャード・ジュエル」等のオリヴィア・ワイルドだったんだな。

 話としては、「アメリカン・グラフィティ」の変型判という感じかな。

 一夜で高校生活を取り戻そうとするモリーとエイミーであるが、どういうわけか目的のパーティとは違う場所へとたどり着いてしまう。

 そこで起こる様々なドタバタ劇。

 同級生たちが、やたらと奇人変人っぽい者が多く、そのキャラだけでも笑わされたな。

 そんな奇人変人たちとモリー、エイミーのやり取りも面白い。

 アメリカの青春映画らしく、下ネタも多かったが、それも笑える要素の一つだったな。

 ただ、笑いだけでなく、モリーたちが知らなかった同級生たちの真実が見えたり、モリーとエイミー、お互いが本音を言い合ったりして、それぞれ新たな絆を築いていく様子も描かれる。

 始終笑わせてもらい、勉学ばかりやって来た人間が、ふと失われたものを取り戻そうと奮闘する様子も、ちょっと共感できる内容。

 下ネタ多めだったが、面白く、楽しい一本だった。

/5 

監督:オリヴィア・ワイルド
出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ
   リサ・クドロー、ウィル・フォーテ、ジェイソン・サダイキス、ビリー・ロード
於:シネプレックス幕張

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