ワタシの相棒、リュウたんが旅立って一週間が過ぎました。
リュウと同じ頃に生まれた赤ちゃんは 今年 高校を卒業しました。
その位の年月を一緒に過ごして来ました。
我が家の大事な家族、リュウの生きた証を載せておきます。
桜の花が散り、新体制になったの子供会の総会があった日、
残業で遅れて参加した ワタシのウィンドブレーカーの中に リュウは居ました。
本当は 違う家に貰われて行くはずだった子犬。
そこの家の奥さんに 「 やっぱりいらない 」 そう言われて路頭に迷っていた子犬でした。
その頃 会社務めをして居たワタシ。
残業時間に 「 ねぇ ズッコちゃん、犬 いらない? 」 そう声を掛けられたんです。
即答で 「 欲しい! 」 と言いたかったのですが 「 じゃ 旦那さんに聞いてみるね! 」
旦那さんに電話すると 即答で 「 連れて来い! 」 やったぁー!
そうして ほんの数分、路頭に迷っていた子犬はズッコ家にやって来る事になりました。
その時 我が家の子供達は 中2、小5、小4。 一番下の息子はまだ9歳でした。
もらったばかりの子犬を 車の中に置いて行くのが可哀そうで
ウインドブレーカーの中に入れて、子供会の総会が行われてる集会所に入って行きました。
胸元から 顔を出して・・・。 笑 総会の席がちょっとザワついてました。
その夜 家族会議。 議題は 子犬の名前。
子供達それぞれが 思い思いの名前を上げましたが その年が辰年と言う事もあり
「 リュウ 」 と 付けました。 ワタシ達夫婦と同じ干支。
4番目の子供のように 子供達と一緒に育ったリュウ。
娘たちの一人暮らし、姑の他界、旦那さんの単身赴任、息子の結婚・・・
家族の変化をどう感じていたのかな?
そのうち 新しい命が産まれて どんな反応をするのかと心配でしたが
クンクンと匂いを嗅いで 「 これは大事なんだな 」 と 分かったようで 子守犬になりました。
にゃーにゃんの傍を離れません。
見守り隊。 それが自分の仕事のように・・・。
どこかに触れていたい。
お揃いのリボンしてみたり・・・
たまごボーロが欲しくて 並んで 「 待て 」 してみたり・・・。
散歩も一緒。
にゃーにゃんの やる事 一緒にしてました。
オヤツも一緒。
ご飯も一緒。
小さな手から そーっと食べる 優しいリュウでした。
いつも一緒。
新しい家族が また 増えても、 同じく子守をしてくれました。
誰か遊びに来て赤ちゃんを抱っこすると 連れて行かれると思うのか 落ち着かなくなり
早く返せー と ばかりに周りをウロウロしました。
冬は一緒に雪遊び
お医者さんごっこも出来るワンコでした。
キテレツ次女もママになる時 「 オマエ、大丈夫かぁー? 」 と 不安そう?
どんどん増えて行く 小さな家族。
「 片付けますからー 怒らないで下さーい 」 守るワンコ。
いつしか出来た 「 ちっちゃいものクラブ 」 の隊長でした。
ワタシの実家のじぃじが大好きで 車で一緒に遊びにいきました。
これは 実家の陶芸工房のお祭りでの様子。
家族の中に 必ず居たね。 旅行も行ったね。
我が家の一員として 孫ちゃんズの面倒も見てくれました。
にゃーにゃんは リュウが旅立った時と 火葬を終えて もう 家の中に居ないと知った時
泣いてくれました。
なにより ワタシが体調崩した時や 辛い事があった時 ぴったり寄り添って
支えて、励まして、見守ってくれました。
かけがえのない 唯一無二の存在でした。
失ったという喪失感は計り知れません。
最後に過ごした10日間の姿が 苦しそうで辛そうで・・・
しばらくその顔しか思い出せませんでしたが ここ数日 やっと元気だった頃の姿が見えて来ました。
今は リュウが大好きだった リビングのソファのこの場所に・・・
リュウに似てるぬいぐるみを置いてます。
キッチンから 時々 「 リュウ 」 って 呼んでみたりして・・・
ちょっとアブナイ感じの人になっていますが、大丈夫です。
一人の時は まだ思い出して涙してますが、 孫ちゃんズが帰って来ると忙しくて救われます。
我が家のリュウたんの居る場所は 家族 皆の心の中になりました。
見えないけれど 居るんだよ。
時々 まるで見えてるように 「 リュウ 」って呼んじゃってますが 大丈夫です。
もう少しの間は 家の中に居る気がしてね・・・。
これからも 見えなくなったリュウたんに 心の中で
「 大好き! ありがとう! 」を伝えて行きます。
長くなりました。 これでも短くしたんです。
まだまだリュウとの思い出はたくさん有るからね。
心配してくれた友人達 ありがとうね! 大丈夫だからー!
旦那さんの誕生日 と リュウの初七日が重なった昨日、
そろそろ心配気なリュウの顔が浮かんできたので いかんな! と 自覚症状が出て来ました。
初めてリュウを連れて来た時のように 胸元に入れて・・・ 頑張りまーす!!
それではまたね。
またいつか 会おうね! ありがとう。 大好き!!