僕の詩集No.2934【 無 我 夢 中 】

　　　無 我 夢 中

　　　　　　　　にのみや　あきら


何かに打ち込むことで
無我夢中になるのはいいが
我を忘れてはいけない
放心状態になったり
興奮し過ぎたりすると
打ち込んでいることが
無駄になる
人間 何かに打ち込み
無我夢中になることは大切
生き甲斐になる

気を付けなければならないのは
無我夢中になっていることが
人生の役に立つこと
害になることに
夢中になってはいけない
間違った無我夢中は
逆に人生を滅ぼす
自分を見失い
人生の転落に繋がる