僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.626【 道 】改訂版

2024-03-31 06:00:12 | 
( 再投稿 )

   道

      にのみや あきら

道の向こうに
道が続く
まっすぐな道が
私を未来に誘ってくれる

道の先に
道が続く
霞んだ道が
私を惑わす

道の未来に
道は伸びる
無限の道が
私を永遠に導いてくれる

道の過去に
道が伸びる
後ろ向きの道が
私の過去を消去する

1999.6.27.作
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僕の詩集No.624【 ひとときのオアシス 】再投稿

2024-03-30 06:00:04 | 
( 再投稿 )

   ひとときのオアシス

           にのみや あきら

夜明けの柔らかな日差しが
瑞々しい新緑の街路樹を覆う
姿なき小さな小鳥たちのさえずりが
早朝の静けさに響く
長閑な今日の始まり
樹木も小鳥も人間も
すべての生き物が
この大自然の中で
生きる喜びを共存している
この柔らかな長閑さ
この平和なひととき
やがてくる
都会の騒音の渦に
犯される時間を待ちながら

1999.7.10.作
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僕の詩集No.620【 テロリスト 】改訂版

2024-03-29 06:00:05 | 
( 再投稿 )

   テ ロ リ ス ト

         にのみや あきら

どうして人類は
こんなに憎み合うのだろう
憎む原因が
さっぱり分からない
何をそんなにこだわるのだ
やればやるほど
エスカレートして
泥試合になる
命をかけて
死を覚悟で
こだわる原因はなんだ
同じ地球に住んでいるんだ
この狭い世界で
いがみ合うのはよそう
気持ちを入れ替えて
穏便に対処しようではないか
いがみ合っても
いっ銭の得にもならない
命を落とすのが関の山
結果は分かっている
悲劇に悲劇を招くだけ
人間同士だ
詰まらない
いがみ合いは終わりにしよう

1915.11.17.作
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僕の詩集No.3246【 無 言 ( 2 ) 】

2024-03-28 05:40:05 | 
   無 言 ( 2 )

         にのみや あきら

「無言の行」は
精神を整える修業
それは立派なことだから
無言は無言でも問題外

だが、こんな無言は許せない
声を出さないでただ頷くだけ
無言電話
これらは相手に対して失礼
芳しくなく汚い

そして最も悪質なのは
犯罪者の黙秘権
無言を逆手に取って
罪を逃れようとしている

人間界で無言は
善でもあり悪でもある
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僕の詩集No.619【 時期を待て 】再投稿

2024-03-27 06:00:05 | 
( 再投稿 )

   時 期 を 待 て

         にのみや あきら

人生

急がず

焦らず

歩こう

早くなくてもいい

粘り強く

静かに

そして

ゆっくり歩こう

走るのは

土台が確りしてからでいい

1999.1.9.作

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