僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.641【 駄洒落集 ( 12 ) 】

2015-11-30 10:39:27 | 
   駄 洒 落 集 ( 12 )

          にのみや あきら


★ 「菊祭り、どうだった?良かた?」
  「そんなこと、聞くなよ」

★ スイミングクラブで、疲れてしまって、睡眠しちゃった。

★ ソロホームラン、そろそろ出ると思ってたよ。

★ 高校野球の××高校、後攻で、勝利につながった。

★ 信号青で渡ったのに、車に引かれそうになって、青くなった。

★ バーのママさんが、隠れんぼをして、イナイ・イナイ・バー。

★ 三田の街に初めて行って迷った。
  友達に「それみたか」って言われた。

★ NHKの秋山気清さんは、鐘を叩いて、金をもらっている。

★ 銚子に行きたいけど、体の調子が悪いからヤメタ。

★ 午前9時に終わらせるかどうか、くじ引きで決めよう。

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僕の詩集No.640【 詩 論 】

2015-11-30 04:00:42 | 
  詩  論

      にのみや あきら


詩が美を主張する
人間の心が惑う
詩が正義を主張する
人間の心が硬直する
詩はなにをすべきか
詩の主張は?
詩の属性は?
自由で
フラットで
何色にも染まらない思考を柔軟に
思考を雄大に
言葉で人の心を深く刺し
リズムで人の心を大きく揺るがす
詩が詩を失った時
人類は心を失う
詩が心を失った時
人類は滅亡する
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僕の詩集No.639【 心 ( 7 ) 】

2015-11-29 10:54:20 | 
  心 ( 7 )

      にのみや あきら


美しい心

それは

すべてを知りつくした上で

人の心を優しく包む


正しい心

それは

正しさが故に

ややもすると行き詰まり

人の心を傷つけることもある
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僕の詩集No.638【 都会の悲劇 】

2015-11-29 04:18:33 | 
   都 会 の 悲 劇

         にのみや あきら


ベランダの
狭い空間に
お化けのような
大きなビルが姿を現し
外の景色の
わずかな安らぎを塞ぐ

ベランダの
ゆとりのない空間に
お化けのような
ノッポのビルが立ちはだかり
唯一のオアシスを
真っ二つに割る

ベランダの
ゆったりとした空間を
お化けのような
黒いビルが塞ぎ
眺めるのが楽しみだった
外の風景を
完全に奪ってしまった
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僕の詩集No.637【 お互いさま 】

2015-11-28 10:38:23 | 
   お 互 い さ ま

         にのみや あきら


詩を創る人間は

暗くて陰気だ

などと言わないでほしい

確かに偏屈で

ヘソ曲がりかもしれない

でも、心は優しい


小さなこの世界で

他人との対抗だけを焦点に

自分を

よく印象づけることだけに

夢中になっている人間が

山ほどいる

そんな人間よりまだましだ
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