僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1330【 混 迷 ( 2 ) 】

2017-05-31 09:49:59 | 
   混 迷 ( 2 )

        にのみや あきら


混迷で
精神活動が
低下するなんて
気の毒な話だ
世間の刺激に
反応しなくなると
世の中に乗り遅れてしまう
ついて行けなくなり
置いてきぼりを食う
そうなると
生きる元気がなくなる
一刻も早く
何が原因かを突き止め
早く立ち直ることだ
激しく変化する世間は
待ってはくれない
時間がどんどん過ぎ去り
取り返しのつかない事態になる
それこそ
混迷の深みに落ち込む
 
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僕の詩集No.1329【 詩 作 ( 10 ) 】

2017-05-30 09:50:07 | 
  詩 作 ( 10 )

        にのみや あきら


向井 潤吉の
絵のように
精密で、ありのままに
世の中の風情を
描きたい

相田 みつをの
詩のように
人生の訓示と
仏教の教えを
描きたい

そして
ジャズの
ピアノ演奏のように
リズミカルで
種田 山頭火の
俳句のように
自由律で、さらり

創りたい
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僕の詩集No.1328【 浮 上 】

2017-05-29 09:50:00 | 
    浮 上

      にのみや あきら


浮上できるのはありがたい
嬉しい出来事
世の中の底に沈んでいたのが
浮き上がれるのだから
喜びはひとしお
これで未来が広がる
いつまでもどん底生活では
うだつが上がらない
浮上して
また活躍をしなければ
常に伸びることを
心掛けて生きてこそ
人間
どん底でうずくまっていては
駄目
浮上を期待して
新天地で
努力 努力
それで
人生の沈没は免れる
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僕の詩集No.1327【 不 浄 】

2017-05-28 09:50:03 | 
   不 浄

     にのみや あきら


産まれた時は
純水無垢だった
人間が
大人になるに従って
穢れて行く
大人になるには
仕方のないことだろうが
悲しいことでもある
穢れ方にもよるが
穢れないと
人間
大人になれないのか
穢れても
清い心だけは
持ち続けたいものだ
これは本人次第
穢れても
穢れてない振りをして
生きて行くしかない
残念だが
それが人間の世界だ
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僕の詩集No.1326【 不 定 】

2017-05-27 09:50:02 | 
   不 定

      にのみや あきら


フテイともフジョウとも
言うらしいが
言葉はともかく
生活の中で
意識が定まらないのは
困る
物事を進める弊害になる
挙句の果て信用をなくす
いい加減な人間
とみなされても仕方ない
自分の考えをしっかり定め
不確かな状態でないようにする
でないと
世の中から見離されてしまう
意識を高め
しっかりした意見を持ち
曖昧な状況をなくす
いい加減な人間だ
と思われないように
意識改革をしなければ
この世で生きる資格がない
不定は
自分にとって
もっとも不利な状態
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