僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.458【 ア ベ ッ ク 】

2015-08-31 11:13:01 | 
   ア ベ ッ ク

        にのみや あきら


ベタベタしたら
駄目
早く黴が生えてしまうゾ
出来るだけ離れて歩くこと
風通しが良くなり
腐らない
男と女が
長持ちする秘訣

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僕の詩集No.457【 サラリーマンも役者も 】

2015-08-31 04:33:04 | 
   サラリーマンも役者も

          にのみや あきら


僕は
何て
ばかばかしいことをやっているのだ
そう感じるようになったら
役者としての生命はお仕舞い
自分を無にし
感情を無にし
自分でない他人を演じる
それが役者だ
悲しくても
笑わなければならない
楽しくても
泣かなければならない
そして観客を歓喜させる
何てばかばかしい職業だ
そう思うようになったら
役者としてはお仕舞い
恐ろしいことに
それが起きてしまった

僕は
何て
ばかばかしいことをやっているのだ
そう感じるようになったら
サラリーマンとしての生命はお仕舞い
自分を無にし
自分を殺し
自分でない自分を演じる
それがサラリーマンだ
黒いものでも
黒とは言えず
気に食わない上司にも
従わなければならない
そしてオーナーを喜ばす
なんてばかばかしい稼業だ
そう思うようになったら
サラリーマンとしてはお仕舞い
恐ろしいことに
それが起きてしまった

僕は
何て
ばかばかしい生き方をしているのだ
そう感じるようになったら
人生はお仕舞い
自分を無にし
欲望を捨て
道化を演じなければならない
観客のために
オーナーのために
自分のために
家族のために
芸術のために
ばかばかしいと感じても
自分を殺し
道化を演じなければならない
この世に生を授かったからには
ばかばかしいと思わないで
ばかばかしさを演じなければならない
でも
時には真実も叫ぼう
真剣にならず
深刻にならず
自分の本当の役を演じることだ
道化の衣裳を捨てて
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僕の詩集No.456 【 サラリーマンの嘆き 】

2015-08-30 11:27:44 | 
  サラリーマンの嘆き

         にのみや あきら

ああ、 今日も会社か。
ああ、 また部長が怒った。
ああ、 また部長に怒られた
ああ、 この仕事は嫌だ。
ああ、 パソコンはもう嫌だ
ああ、 また仕事で失敗か。
ああ、 この仕事も失敗だ。
ああ、 あの上司は嫌だ。
ああ、 あいつの顔を見るのか。
ああ、 あの得意先に行くのか。
ああ、 やっと昼がきた。
ああ、 やっと休める。
ああ、 残業はしたくない。
ああ、 今日は早退したい。
ああ、 早く定時にならないかな。
ああ、 サラリーマンは嫌だ。
ああ、 早く定年にならないかなあ。

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僕の詩集No.455【 夫 婦 ( 2 ) 】

2015-08-30 04:13:21 | 
   夫 婦 ( 2 )

        にのみや あきら


きびしい言い方だが

今の世の中

先に

惚けた方が勝ち
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僕の詩集No.454【 愛 社 精 神 】

2015-08-29 13:50:10 | 

         愛 社 精 神

              にのみや あきら


強要されるものでも
媚びるものでもない
無理に持とうとするものでも
無理に思い込むものでもない
お互いの信頼関係が
自然にそれを育む
相手に対する思いやりが
自然にそれを育む
それが愛社精神

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