僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

詩【 薄 氷 の 上 】第3詩集【人間・人生・生きる】より(26)

2023-03-07 05:22:14 | 再掲載詩
( 再投稿 )   

   薄 氷 の 上

「薄氷を履むが如し」
「石橋を叩いて渡る」
こんな危険な生き方はしたくない
列車がレールの上を走るように
安全な生き方を好むのが人情
ほとんどの人が
そう望んでいるに違いない
そのためには
「寄らば大樹の蔭」
大企業への就職に限る
 
だがそれも夢がない
小さいものより大きいもの
弱いものより強いものに頼る感じだ
無難かもしれないが
それでは自分を活かせない
大企業では言うまでもなく
個人は潰され何も発揮できない
本当の人生は
自由と期待と夢がある方がいい
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