僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.624【 ひとときのオアシス 】再投稿

2024-03-30 06:00:04 | 
( 再投稿 )

   ひとときのオアシス

           にのみや あきら

夜明けの柔らかな日差しが
瑞々しい新緑の街路樹を覆う
姿なき小さな小鳥たちのさえずりが
早朝の静けさに響く
長閑な今日の始まり
樹木も小鳥も人間も
すべての生き物が
この大自然の中で
生きる喜びを共存している
この柔らかな長閑さ
この平和なひととき
やがてくる
都会の騒音の渦に
犯される時間を待ちながら

1999.7.10.作
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